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フランスその80(パリ編PART57)【落書きだらけのレピュブリック広場へ向かいます!】

LIBERTÉ

KENです。

前回は、オ・リヨーネ(Aux Lyonnais)でセレブな雰囲気の中で食事を楽しみました

今回は、イベントやデモのときに多くのパリジャンが集まる広場にへ向かいます。

この日の本来の予定

モンマルトル地区に向かい、サクレクール寺院を見学した後パンを買いまくった後、ディズニーランド・パリへ向かう予定でした。

モンマルトルの丘付近はパンの激戦区で、毎年行われるバゲットコンクールで優勝している店もあります。

しかし、クタクタで丘登りは無理!

ディズニーランドには絶対生きたかったので、モンマルトルは諦めました。

カルフールへGO

ただ、朝食うものがなかったので近くのカルフールエクスプレスに行ったら日曜の朝は9時からで、9時まで待っていたのですが開店しない…。

結局9:10ぐらいに開いて、ここでバゲットと軽くお菓子を買って、バゲットを食べながら、凱旋門のサン・ドニ門、サン・マルタン門を過ぎて有名な広場へ向かいます。

レピュブリック広場(Place de la République)

レピュブリック広場は、イベントやデモのときに多くのパリジャンがこの広場に集まります。

レピュブリックという名前のとおり、共和国としてのフランスの諸問題を提起する場所として使われています。

共和国と言うと、私的にはスター・ウォーズを思い出します。

ダースベイダー率いる銀河帝国が栄える前は共和国としてジェダイが平和を維持していました。

話を戻して、

2015年1月に起きたフランスの新聞社シャルリー・エブド本社へのテロ事件を受けて、1月11日にレピュブリック広場で大規模な集会が開かれました。

広場には160万人の人が集まり、フランスの表現の自由を守るために行進しました。参列者の中にはフランスのオランド大統領をはじめ、世界47カ国の首脳も参加しました。

この日のために、ロンドンのタワーブリッジが、夜のライトアップで赤白青のフランスカラーに点灯したそうです。

タワーブリッジは数回見たことがあるのですが、ライトアップはまだ見たことがないです。

je suis Charlie(私はシャルリー)

多くの人が「je suis Charlie(私はシャルリー)」というプラカードを掲げました。

武力行為の反対と表現の自由を守ることを意味しています。

その時の名残と傷痕が2015年夏にはまだまだ残っていました。

フランスは革命によって自由を獲得した共和国で、自由への意識と伝統は根強く、レピュブリック広場はその自由を尊重しています。

つうても、そのために多くの人が広場でギロチンにかけられましたがw

ギロチンネタはコチラ

マリアンヌ像

てっぺんの女性像はフランス共和国を象徴するマリアンヌで、自由と革命のシンボルです。

マリアンヌをモチーフに描かれた絵画が、1830年の7月革命を描いたドラクロワの『民衆を導く自由の女神』(1830)です。

この絵画はルーブル美術館にあります。

絵の中に出てくるマリアンヌはフリジア帽を被っており、この赤い帽子には隷属から自由への開放という意味があります。

マリアンヌ像の足元にある石の台座には、自由(LIBERTÉ)・平等(ÉGALITÉ)・博愛(FRATERNITÉ)の像が並んでいます。(博愛は写真から見えませんが赤ん坊がそばにいる像が博愛です。)

自由の像は左手にたいまつを持っているのでどう考えても、自由の女神をモチーフにしていると思われます。

次回は、広場近くにある地下鉄からパリ旅行の最大の難関ディズニーランド・パリへ向かいます。

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