KENです。
前回は、ボドリアン図書館(Bodleian Library)とその内部見学ツアーのチケット購入方法を紹介しました。
旅行会社やオプションツアーを販売しているVELTRAさんでは申し込めないので、見学自体中々のレアな体験です。
今回は、実際にボドリアン図書館の見学に向かいます。
アイキャッチ画像は、ボドリアン図書館の神学部(Divinity School)と呼ばれる場所にて。
「ハリー・ポッター/秘密の部屋」で医務室として使用されました。生徒が何人も石にされて担ぎ込まれたあの場所です。
オックスフォード駅に着き、大通りをほぼ真東に歩いていきます。
オックスフォードははじめてだったので、どの建物も大学の図書館っぽく見えてしまい若干迷子になりそうです。そこで、
ため息橋(Bridge of Sighs)
を目印に行った方が良いかもしれません。
この橋は間違いようがないのと、橋のある道路の反対側にボドリアン図書館の当日券チケットカウンターがあって分かりやすいためです。
実際、当日券待ちをしている人達が時間を潰すために、ため息橋周辺で記念撮影を行っていました。
ちなみにですが、この橋はイタリアの有名な観光地ベネチアにあるため息橋にちなんで名づけられたそうで、形も似ています。
ボドリアン図書館(Bodleian Library)到着
8:50頃になんとか到着しました。
チケットは既に持っているので、チケットカウンターのある入り口から先に進んで建物に囲まれた広場まで行きます。
扉の前に何組か集まってるのですが、扉が閉まっていて、何やら様子がオカシイ。
よくよくチケットを見てみると、
購入したチケットに集合場所が書いてない!
チケットカウンター広場にある扉の前にも看板等が置いてなかったです。
そこで、扉の前に待っている人に尋ねると、「多分ここですよ」といったような回答でした。
この人たちもextendedツアーを既にネット購入している人たちでした。
ここで9:00まで待っていると扉が開きました。ツアーの看板も中に置いてあり、これから外に出すところでした。
ボドリアン図書館さんへ
早く来る人達もいるのであらかじめ外にも看板等を設置しておいてください
中に入ってチケットを見せると、ガイドさんの説明が聞こえる無線機を渡されます。
ハンフリー公爵図書館の1階にある神学部からツアー開始まで待機になります。
このエリアだけは撮影が可能なので今のうちに記念撮影を行います。
神学部(Divinity School)からツアー開始
まずは、神学部でガイドさんがここの説明をします。ガイドは英語のみです。
天井にある石膏で出来たシンボル等について割とゆっくりめに喋ってもらいましたが、1日目の疲れのせいもあって眠気を誘うような状態でした。(=_=)
参加人数は20人程度で、アメリカ・イギリスの方など様々な国の人たちが参加していました。
神学部は、
「ハリーポッターと秘密の部屋」でバジリスクに石化させられた患者が休んでいた医務室
「ハリーポッターと炎のゴブレット」で他校との交流会が開かれた時のダンスの練習場
の撮影で使われました。
神学部には、映画のワンシーンが写真で飾られているので、どのシーンで使われたのかが一発で分かるようになっています。
★★★
神学部等の見学が終わると、一度荷物を預けます。これから行く図書館は撮影禁止のためです。
神学部から2階へ階段で登っていくと、途中には講義や講師の貼り紙等が貼ってありました。
そして、見学ツアーの最大の見どころへ到着します
ハンフリー公爵図書館(Duke Humfrey’s medieval library)
前の記事でも説明しましたが、ハリーポッターのホグワーツ図書館の撮影に使われました。
本の1つ1つに鎖がかけてあり、光が直接本に当たらないよう照明が床や天井に向けて設置されていました。
その照明自体も薄暗く、時間は昼ですが既に夕方ぐらいの明るさです。
夜になったら真っ暗になるのは間違いなく、それこそハリーポッターに登場したおばけ「嘆きのマートル」でも出てきそうな雰囲気です。(実際に出るのはトイレですけど・・・)
その図書館ですが、見学できるのは一部のみです。図書館の奥のほうは、生徒のみが使用できるエリアとなっています。
ここの学生になりたーい!
ハンフリー公爵図書館を後にして、のぼってきた来た階段を下って行き、一度外に出て2,3分歩くと
ラドクリフ・カメラ(Radcliffe Camera)に到着
この時点で10時過ぎぐらいだった思いますが、既に観光客がごった返しています。
記念撮影をしている観光客たちがいるなか、建物の正面から入っていくことになるので、観光客の注目を浴びることになり少し恥ずかしかったです。
中に入って、螺旋階段を上にのぼっていくと普通の図書館があり、机で学生達が熱心に勉強をしていました。
そんな中、私が気になってしまったのが
結構な台数のPCが使用不可となっていた(原因不明)
また、学生の中に中国人が多かった印象がありました。
ニュースで、大学によっては経営学系の生徒がほとんど中国人だというのを聞いたことがありますがまさにそのような感じでした。日本人も世界の舞台で戦うにはこのぐらいしなきゃダメだなと思います。
その後は、地下の隠し通路のようなものを通って地下の図書館(gladstone link)を案内されました。映画に出てくる秘密基地のような廊下になっていて、外観からは想像できない違いの差に驚かされました。
その隠し通路を通り終わるとガイドは終了し、階段をのぼるとチケット受付をした入口の前に戻ってきます。そこで、荷物を回収してツアー終了となります。
感想
見学についてですが、前半は古代図書館・後半は近代図書館という風になっていて、両方とも見学出来るextendedコースを選んで正解でした。
ただ、お土産屋が見当たるところになかったのが少し残念でした。
次回は、ハリーポッターが通っていた「ホグワーツ魔法魔術学校の食堂のモデル」になったクライストチャーチに向かいます。