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イギリス2017その58(ロンドン編PART13)【インド製オシャレなダガーと完全武装の騎士と馬】

Armour for Man & Horse

KENです。

今回は、前回に引き続きウォレスコレクション(Wallace Collection)の1階(Ground Floor)を回ります。

アイキャッチ画像は、ヨーロッパ武器ルーム2(European Armoury Ⅱ)にて。

記事本編を見れば、正面から武装した騎士と馬が見られますよ( ̄ー ̄)ニヤリ

東洋武器ルーム(Oriental Armoury)

ウォレスコレクション創設者の1人である、四代目ハートフォード侯爵(4th Marquess of Hertford)の武器コレクションが主に展示されています。ちなみに、ウォレス氏は東洋のエクソシズムに用いたそうです。

部屋には、東ヨーロッパ、トルコ、インド、ペルシャの武器が所狭しと飾られています。

特に、全体的にダガー(dagger)の展示が多かった印象があります。

ダガーとは、全長10~30cm程度の両刃の短剣のことで、鎧の隙間に突き刺す武器です。

写真にある四本のダガーは、インドで多く使われていた「ジャマダハル(Jamadhar)=ブンディ・ダガー(Bundi dagger)」というようです。

こぶしを突き出すようにダガーを刺せば、鎧も貫通するそうです。

有名RPGドラゴンクエストに出てくる「ドラゴンキラー」という武器は、ブンディ・ダガーをモデルにしてデザインされたそうです。

ドラゴンキラーはコチラ

ドラゴンクエストモンスターバトルロードII 2I-027II ドラゴンキラー

言われてみれば似ていますね。

世界的に有名なマンガ「タンタン(TIN TIN)」でインドに行く話があるのですが、ダガーを見掛けるシーンがあったのでハッとしました。

インド製オシャレチックなダガー

武器ルームで、特に気にお気に入りなのがこれです。

インドのムガール帝国(Mughal Empire)の高貴な方の為に作られたダガーで、インドの世界遺産タージ・マハル(Taj Mahal)の創設者のシャー・ジャハーン(Shah Jahan)の為に作られたかもしれないそうです。(maybe)

柄の部分は純金で、ダイヤ・ルビー・エメラルド等がちりばめられています。

宝飾が豪華で鞘の花柄もオシャレなので、飾りにしたいくらいです。

ツッコミ担当

ただし模造刀で

ちなみに、タージ・マハルとゆうかインドは行ったことがないです。

IT化が進んで、買い物の決済もスマホアプリだと聞きますしいつかは行ってみたいです。

 

続けて、気になったのが東洋風の鎧です。

ラージプート(Rajput)というインド民族の為に作られた鎧で、何層もの布に銅合金の釘がついています。

インドはものすごく暑いはずなので、金属鎧だと戦う前に熱中症でやられてしまうでしょうし、気候に合わせて布素材で作ったのだろうと。

★★★

続いて、ヨーロッパの武器ルームを見て回るのですが、ヨーロッパ武器ルーム1(European Armoury Ⅰ)はどこにでもあるような鎧の数々が展示されていただけなので、スルーします。

ヨーロッパ武器ルーム3(European Armoury Ⅲ)は入れなかったのでスルー。

重火器類等の飛び道具が主に置いてあるようです。他には装飾の施された車輪つき大砲とかがあるみたいです。

そして、個人的なベストルームはヨーロッパ武器ルーム2に入ります。

ヨーロッパ武器ルーム2(European Armoury Ⅱ)

かつてウォレス氏の厩舎の一部として使われていたそうです。(ここに馬を展示している理由が、そのためなのかは分かりません)

特に、鎧を装備した馬は初めて見ました!

迫力がありますし、剣を持った騎士と馬は躍動感が表現されており、今にも動きそうです。

剣を持った方の馬の鎧について、ここまで良い状態で保存されているものは珍しいとのこと。

次に、メイス(トゲ付き棒)を持った方の馬の鎧ですが、ドイツの高貴な方のために作られたものだそうです。

豪華な作りですけど戦闘用って感じがしません。

ここで、1つ気になったのがメイスを持った方の騎士で、なんでリーチの短いものを装備しているのかが気になりました。

武器が相手に届かないのではないかと。

敵は全身金属鎧なので、斬ったり突いたりするよりも、叩く方がトゲ部分に衝撃が集中して鎧を貫くことが出来るそうです。

ツッコミ担当

日本だと釘バットに近い?

この階をぐるっと回るとグッズショップまで戻ってきます。お土産を買うのは全て見終わった後にしたいので、いったんお預けです。

インドへ投資するならば

先程、インドへの話が出たので少し語らせていただきます。投資に興味がない方は飛ばしてください。

インドは新興国なので、中国の相場が下落するとつられて下落する可能性があります。

しかし、インドはIT化が進んでいるので、原油だったりダイヤモンドだったり資源に依存する新興国と違い、長期的に伸びる余地があると考えます。

そこで、オススメの株は「ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)」。

米国株扱いなので、ドルの調達をしなければならないので為替リスクがあります。

しかし、マネックス証券だと手数料無料で株を購入できるのでインドに興味がある方はオススメです!

 

 

次回は、2階(First Floor)に向かいます。

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