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【黙示録で天使のラッパ吹きは厄災の象徴】フランスその119(アンジェ編PART3)

KENです。

前回は、アンジェ城のタペストリー「黙示録」全6章のうちの1章を紹介しました。

今回は、2章を紹介します。

アイキャッチ画像の気持ち悪い馬たちは本文を読めば何者か分かりますよw

第2章 天使7人のラッパ吹き(The Seven Trumpets)

刑事7人みたいなタイトルになってしまった。個人的には鈴木浩介が好きだったんですが途中で殺されてしまい非常に残念!普段は海外ドラマばかり見ていますが、日本の刑事ものも結構見ています。

7人の天使が新しいお告げをします。これからいかにも幸福な話が出てくるのだろうと思っていました。

ところがどっこい幸福とは真逆で、7つもの厄災が降りかかります

1番目のラッパ:雹と炎(Hail & Fire)

残念ながらタペストリーが現存していません。地上の三分の一、木々の三分の一、すべての青草が焼けるそうです。

2番目のラッパ:難破船(The Shipwreck)

 

見ての通りですw

船は沈み、マストは折れて空からは炎が降り注いでいます。

3番目のラッパ:ニガヨモギ(Wormwood)

天使がラッパを吹くことで破滅的な出来事が起きます。血の雨とニガヨモギと呼ばれた星が天から降り注ぎ、地上を汚染し人間にも被害が及びます。

4番目のラッパ:不幸の鷲(The Eagle of misfortune)

一羽の鷲が大声で「これからの若者は、銀行に預けてもお金は増えないし、給料は上がらないし、年金も貰えそうにない。だからストロングゼロを飲んで嫌なことは忘れてしまえ」とグチばっか漏らしています。

ツッコミ担当

あれは嘘だ!

ただ、不幸を叫び続けている点は本当のことです。

5番目のラッパ:イナゴの大群(The Locusts)

全タペストリーの中で一番気持ち悪かったのがコレです。

天から星が降り注いで地上に落ちていますが、これは堕天使が地獄の門を開けたことを示しています。

地獄の門からは本物のイナゴや人間の顔をした馬が悔い改めない罪人を襲っている様子が描かれています。

で、この馬の顔のモデルはイングランド王エドワード3世(Edward Ⅲ)だそうです。

エドワード3世はイングランドとフランスの百年戦争(1337-1453)を開始した張本人です。フランスからは嫌われていて当然ですね。

百年戦争と言えば、戦争後期の1420年代に活躍したのがジャンヌダルクです。百年戦争とジャンヌダルクについて書いた記事があるのでコチラも参考にしてください。

 

 

ちなみに、黒死病・コレラなどに比べるとマイナーですが、イナゴの大群でも昔はかなりの人が死んだと聞いたことがあります。どこかでそれをモチーフにした絵画を見た気がするのですがちょっと思い出せません。

このように黙示録をベースにしつつも、当時の事情なども入っていて面白いことになっています。

6番目のラッパ:ユーフラテスの天使たち(The Angels of the Euphrates)

ユーフラテス川は文明化されたローマ帝国とパルティア帝国?=野蛮な国の象徴だそうです。

4人の天使は破壊とこの国の境界はじきになくなることをさしています。あと、右上に金の祭壇と本が置かれていますがよく分かりませんでした。

7番目のラッパ:勝利宣言(Victory is proclaimed)

何故かこのタペストリーだけ第3章にあります。

この世の国はキリストのものとなった。天の神殿が開かれ、契約の箱が見える。この契約の箱がどうやらロストアークのことらしいです。

映画インディジョーンズ第一作「失われたアーク」でアークの蓋を開けた時に目を開けていたものは全て滅んでしまいました。

この辺はもう少し勉強が必要そうなので時間が出来たら追記します。

 

次回は、第3章以降を紹介します。

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