KENです。
前回は、ブリュッセル版SuicaのMOBIB BASICについて説明しました。
今回は、MOBI BASICを使って地下鉄メトロを利用しEU本部ビルへ向かいます。
たまには、小難しい話をしようと思います。
苦手な方は飛ばしてください
地下鉄のブリュッセル中央駅(Gare Central)から、シューマン駅(Schuman)で降ります。
地上に出るとすぐに、ニュースの報道でよく出てくるビルが見えます。
EU本部ビル(European Union Head Quarter)
Googleマップ上には、何故かベルレモン(Le Berlaymont)と何だかおいしそうな名前が表示されます。
調べてみると、かつてこの地にはとある修道院がありました。
修道院の教師達がフランスのベルレモン出身だったことにちなんでビルの名前が名付けられたようです。
1960年にベルギー政府がEU本部を建てるため、修道院があったこの場所を買い取ってビルの名前をベルレモンにしました。
ちなみに、EU本部最寄り駅のシューマン駅は、欧州連合のいしずえを築いたうちの1人の名前に由来しています。
シューマンさんは、シューマン宣言でEUの前身の1つ欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)を設立しました。
★★★
EU関連で、他にどこか行ったことがないか思い返してみたら2つありました。
1.フランスのストラスブール(Strasbourg)にある欧州議会(Bâtiment Louise-Weiss)
この写真は、イル川ツアーの際に撮った写真です。
2.ドイツのフランクフルト (Frankfurt am Main)にある欧州中央銀行(ECB)
トラムに乗っている時に、ユーロマークが見えたので急いで降りましたが、他には誰も降りていませんでした。個人的に分かりやすくて好きです。
(2018年現在)ECB総裁のドラギ氏は「ドラギ・マジック」という魔法が使えます。
前の職業がマジシャンというわけではないですよ
何も政策を打ち出していないのに、口八丁で為替を操作したことからつけられた現象のことです。
最近で言えば、トランプ大統領のツイッター発言に似てるかも?
トランプ大統領は、気に入らない国や企業をツイートしまくり、株価や為替を操作していますからね。
覚えている限りでは、ナイキ・ボーイング・Amazonなどが攻撃を受けました。
個人的意見
EUにはこれからもうまく存続してほしいです。
政治や治安が混乱すると、旅行に行きづらくなります。
一番困るのが、ヨーロッパの国がEU離脱をして、ユーロが使えなくなることです!
イギリスはそもそも通貨がポンドなので、ブレグジット後の2017年にロンドンに行った時はそれほど影響はありませんでした。
「フランやリラやマルクに戻します!」
とか言われたら困ってしまいます(-_-;)
個人的意見PART2:米国株買いません?
先程、トランプ大統領がアメリカの一流企業をTwitterで攻撃している話をしました。
そもそも、Twitterはアメリカの企業ですし、ナイキ・ボーイング・Amazonもアメリカの企業ですので、トランプ大統領は自国のツールで自国の企業を攻撃しています。
近年は、中国が台頭してきてはいるものの、世界経済を動かしているのは今もこれからもアメリカです!
TwitterとAmazonはハイテク企業なので株価の動きは激しいです。ナイキ・ボーイングもそれなりに激しいです。
対策として、アメリカは1株から購入が出来るので、お試しで買ってみるのもアリかと。
特にAmazonは常に挑戦をし続けているので、情報更新の頻度が高いです。
ただし、Amazonは1株が20万円近くしますけど・・・(2018/09現在)
たまにはお堅い話も交えつつ、次回はEU本部から歩いてサンカントネール公園へ向かいます。