KENです。
前回は、ブティック・タンタンでグッズを買いつつ、タンタンの5作品を紹介しました。
今回は、グランプラスまで戻って、王の家と呼ばれる博物館へ向かいます。
アイキャッチ画像は、グランプラスにて
タイトルの意味は、記事を読むと分かりますよ!
2日ぶりにグランプラス(Grand-Place)まで戻ってきました。
2日前は夜中に来たので、広場に座っている人達がいましたが、さすがに昼間は沢山の人が歩いています。
広場の回りにある建物の一角に目的の博物館があります。
王の家-市立博物館(Musée de la ville de Bruxelles – Maison du Roi)
王は住んだことはなく、元々パン屋だったそうですけどねw
来た目的はただ1つ
小便小僧ことジュリアン君の衣装を見ること!
当初は衣装メインで書く予定でしたが、既に小便小僧の特集をしたときにある程度ネタを書いたのでここでは割愛します。ジュリアン君の衣装が見たい方はコチラからどうぞ
書くネタがほぼなくなってしまったことに加え、ガイドブックも買っていません。
ですので、撮った写真と調べたことを元にいくつか紹介します。
公式サイトに主だった作品が載っていたので、写真を撮ったものは載せますが、ないものはご了承ください。
グランプラスの砲撃(Le bombardement de la Grand-Place)
まず、作者は不明です。(17世紀末の作品)
この作品は、黄土色、オレンジ、赤を多用して、焼失したグランプラスの悲惨な光景を描いています。
1695年8月13日~15日に、太陽王ルイ14世の部下ヴィルロワ(Villeroi)元帥の命令で行われた、ブリュッセルの砲撃の際に有名な広場のモニュメントや家々が火炎に包まれるのが描かれた唯一の作品です。
絵の右側にある聖ニコラ教会の尖塔と王の家の前にある噴水は現在ありません。この時の砲撃でなくなってしまったのだと思われます。
ゲルマン系神聖ローマ帝国、イギリス、スペイン等のヨーロッパ列強を再編する「アウグスブルグ連盟」に反対するルイ14世の戦いに巻き込まれたブリュッセルは、スペインの王カルロス2世に支配された南オランダの中で最も重要な都市だったため、ルイ14世の標的にされ、敵国に火力を見せつけるために砲撃を受けて完全に焼失しました。
巨大な猛火を浴びたブリュッセル市民は、多数が犠牲となり、市街の4分の1に相当する4000軒ものの家が破壊されてしまいました。
グランプラスでは、市庁舎の塔とその壁、王の家の壁しか残りませんでした。
いくつかの家も、同じように正面部分しか残りませんでしたが、それらは再建の為に再利用されることになりました。
ブリュッセルは、他のブラバン州(ブリュッセルのあるベルギー中部地方)の街からお金を借りてたったの数年で廃墟から復興し、グランプラスは以前よりも威厳のある姿に再建されました。
街の再建の為の図面や絵なども博物館にあるようですが、当時は興味がなくて全く撮っていませんでした。
サルッツォの祭壇(Retable de Saluces)
祭壇画は、祭壇の背景となる宗教芸術の作品です。
この2作品は元々1つの作品としてくっついていましたが、それぞれの出来が非常に良いので、分けて観賞しやすいようにしたようです。両方とも開閉が出来るようになっています。
日によって絵の扉を開けたり閉めたりしているそうです。
結婚式の行列(De Bruidsstoet)
この絵画は、ヤン・ブリューゲル【父】(Jan Breughel)の作品です。奥の方の小さな人間まで細かく描写されているのはブリューゲルの特徴です。
ところで、ブリューゲルといえば「バベルの搭」が有名です。
人の描き方がなんとなく似ています。
日本にもバベルの塔は来日したことがあるので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
しかし、調べてみるとバベルの塔のブリューゲルはピーテル・ブリューゲル【父】(Pieter Bruegel)でした。
ヤンはピーテルの次男にあたります。
分かりづらいわ!
ピーテル・ブリューゲル【父】作品はウィーン美術史美術館に多く展示されており、写真のバベルの塔もここに展示してあるものです。
どうやら、ブリュッセル王立美術館にもピーテル・ブリューゲル【父】作品がいくつか展示されているようです。
あとは、私の好きなタペストリーを2点アップします。
最後に、お土産は何も買っていません。お土産コーナーがあったかも覚えていません。ただ、ガイドブックは売っているらしいとのこと。
展示作品が微妙な事に加え、以前紹介しましたが小便小僧博物館が別に出来てしまったので、小便小僧の衣装もここでは見られません。
ですので、今では行くメリットが少ないかもしれません。グランプラスで暇つぶしくらいの感覚で行くのはアリかと思います。
次回はブリュッセル編最終回として、ダンドワへ向かいます。