【こじんまりとはしているが中々見応えあります】フランスその107(シュベルニー城編PART1)

Château de Cheverny

KENです。

前回は、ブロワの街から古城巡りの巡回バス(Navette Château)に乗り込みました。

今回は、シュベルニー城へ向かいます。

アイキャッチ画像はフォトフレームに収まっている城みたいな撮影が出来る場所です。タンタンのフォトフレームとかもあればもっと良かったのですが。

バスはブロワ城を過ぎてロワール川を渡って第一の停留地シャンボール城へ向かいます。

ここで9割ぐらいの人が降りていきました。こちらの方がメジャーですし城も大きいです。

私も以前行ったことがありますが、ツアーで時間がなくどこを回ったのかよく覚えていなかったのが、今回改めて古城巡りをしようと思ったきっかけです。

とりあえず今はシャンボール城は置いといて次の目的地シュベルニー城へ向かいます。

しばらくのどかな田園風景を楽しみシュベルニー城のチケット近くで降ります。

バスから降りたときの感想

ツッコミ担当

バス停の看板ないよ…

基本的にはここで発着するとのことなのでとりあえず中に入ってお土産屋兼チケットオフィスに入ります。

チケットオフィス

チケットの種類は三種類。カッコ内は所要時間の目安

城だけ(1時間15分)
城+タンタン展示(2時間)
城+タンタン展示+電動自動車や船(3時間以上)

ホームページには、それぞれ所要時間の目安も書いてあって結構親切です。料金表のリンクを貼っておきます。

あと、巡回バスの半券を見せると1ユーロ割引という親切さ。

ということで私は城+タンタン展示のチケットを購入。

さすがに全部を回る時間はないので乗り物はパス…

シュベルニー城(Château de Cheverny)

城全体の地図は公式ページにあるのでリンクを貼っておきます。

まずは、チケットオフィスを出て、城の正面に出ます。

Château de Cheverny

左右対称になっているのが分かると思います。

このことをシンメトリーと言うのですが、シンメトリーといえば日本の人気マンガである名探偵コナンの劇場版第1作目「時計仕掛けの摩天楼」を思い出しました。

犯人が建築家で、シンメトリーになってない建物は爆破するみたいなトンデモ爆弾魔だったんです💣

見た当時はアホかと思いましたが、今では動機なんて人それぞれだよなて思います。

ということで、シュベルニー城は爆破されずにすみそうです(笑)

★★★

話を戻して、シュベルニー城についての簡単な特徴と歴史を紹介しておきます。

ロワール川沿いの古城の中でも最も見事な大理石建築の城で、中にある調度品の類いは見事で庭の手入れも行き届いています。

だって今も住人が住んでいる一般宅ならぬ一般城なんだもの。

城の中のいくつかを紹介します。

ダイニング

Dining

食べ物のサンプルが見やすかったです。海外の食品サンプルてどどこから持ってきてるのか少し気になりました。

日本の食品サンプルてクオリティが高くて海外観光客が東京のかっぱ橋等に見に行く印象がありますが。

ドンキホーテ(Don Quixote)の絵画

ドン・ドン・ドン・ドンキホーテ

何でも揃って激安ジャングルー(ジャングルだー)

じゃないよ!

話自体はよく知らないのですが、ダイニングと廊下に合わせて32枚あるそうです。

一番有名なシーンはこの風車に突撃するシーンだとか。

Moulin Attack

話の経緯が分からないので意味不明。

※海外観光客の皆様へ

ツッコミ担当

ドンキホーテは日本の激安スーパーです。

日本へお越しの際は、1度立ち寄ることをオススメします(tax free OK)

子供部屋(Chanbre D’enfant)

Chanbre D'enfant
ゴチャゴチャしています。犬や列車はLEGOで出来ているのですが、私が注目したのは2つ。

1つ目が、木馬のおもちゃで、19世紀ナポレオン三世時代の由緒あるものです。

2つ目が、タンスの上にある船の模型とタンタンのフィギュアです。

船はユニコーン号といって2011年に公開された映画「ユニコーン号の秘密(The Secret of the Unicorn)」に出てきた船です。城を見終わった後はタンタンの展示を見に行くのでますます楽しみになってきました。

王の寝室

城の中で一番良い部屋を王の寝室と名付ける習慣が当時あったそうです。

確かにタペストリーも見事です。全部で8枚あって壁一面に立てかけられています。

私はタペストリーが大好きですが、ちょっとこの部屋はゴチャゴチャしてて寝にくいかも

あと寝にくい要素は次の英雄ペルセウスの絵画

左の絵画は天井にあります

ツッコミ担当

こんなんあったら寝れんわ!しかも右の絵はもっと怖いし。

ペルセウスとは神話で、蛇の髪の毛をもった怪物メデューサを倒した英雄です。メデューサににらまれると石になってしまうので、ペルセウスは鏡のように磨かれた盾を見ながら石にならないようにメデューサの首を切りました。

ってマンガ聖闘士星矢で言ってましたw

ドラゴン紫龍ってキャラがやはり盾を見ながら、メデューサの盾を持った相手に戦いを挑んだのですが、「そんなことはこっちも知ってるわ」と相手にジャンプ攻撃をされてしまいます。

この時は、ちょっと笑ってしまいました。

LEGOブロック

LEGO Cheverny

子供部屋にもLEGOが数体飾られていましたし、ここの住人にレゴ好きがいるのは間違いないです。

私もレゴは大好きでイギリスのレゴランドには行ったことがあります。

日本の愛知県にあるレゴランドは別の意味で話題になってしまいましたが、1度は行ってみてイギリスと比較してみたいです。

ただ、私が訪れた時は期間限定の展示をやっていました。

ということで、いくつか紹介します。

シャーロックホームズ(Sherlock Holmes)

LEGO Sherlock Holmes
アベンジャーズ?(Avengers)

横の看板に確かにAvengersって書いてありました。この写真立ての2人組がそのようですが、誰でしょう?どうみてもアイアンマンやキャプテンアメリカなどのMARVEL所属の人ではなさそうですが・・・

感想

個人的にはめちゃくちゃ楽しめましたが、フランスの貴族っぽい城内が見たかった人にはLEGOが邪魔と感じた人もいるかもしれません。

ただ、子供部屋って案外他の城や宮殿で見る機会がないので、色々なおもちゃがあるくらいのほうが良いのではと思っています。

城を出る頃には11時半になっていました。

そこまで時間に余裕はないので、城の奥の庭園とカフェはパスしました。

次回は個人的なハイライトであるタンタンの展示を見ます。