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【入場口からまっすぐ進まず寄り道してみよう】フランスその111(シャンボール城編PART2)

Château de Chambord

KENです。

前回は、シャンボール城の庭園を撮影してからお土産を買いました。

今回は、城内へ入ってちょっと寄り道をします。

アイキャッチ画像は、寄り道した先の螺旋階段

シャンボール城とフランソワ一世

ここで、少しだけシャンボール城の歴史を簡単に説明します。

シャンボール城は、ロワール川沿いの古城の中で最大の大きさを誇ります。

シャンボールは広大なソーリューの森の中に位置しハンターたちの狩場でした。うん、以前鹿の毛皮買いそびれたしね(苦笑)

城自体はフランソワ1世のために建てられましたが、基本的には狩猟のための施設なので住居としてはイマイチで、暖房は効かないし鹿などの動物以外の食料を調達するにも数10キロ離れたところまで行かないといけなかったとのこと。

実際、フランソワ1世もほとんど滞在しなかったとか。まあ、今は車があるから大丈夫ですけど今も似たり寄ったりなことに変わりはありません。

それだけここが田舎だったおかげで、第二次世界大戦中はルーブル美術館所蔵の美術品をこの城に退避させていたそうです。城内は広くてスカスカだし、敵もこないしとまさに最高の物置だったわけです。

フランスの歴史的にはほとんど登場しなかったのですが、ルネサンス様式の作りが認められて世界遺産に登録されました。

リーフレットがあるのは良いけど公式ページの作りがイマイチ

城に入る前に城内見学ガイドのリーフレットが貰えます。日本語もあるのはさすがに有名な観光地だけあります。

公式ページには、フランス語しかありませんが一応リンクを貼っておきます。

ページ一番下の方の「NOTICE DE VISITE」をダウンロードしてください。

旅行後に気づきましたが、巡回バスの乗り場などシャンボール城全体のマップもダウンロードできるようなので、そのリンクも貼っておきます。

「PLAN DES ABORDS」をダウンロードしてください。

シャンボール城公式サイトさんへ

ツッコミ担当

城内と城全体の地図をまとめて同じページに置いて頂けると助かります

いよいよ、城内の前にちょっとカフェで休憩?

さて、チケットを見せて日本語のリーフレットを貰ってから中へ入ります。

ここまでNO休憩だったので、城へ入る前に右の方にあるカフェで休憩しようとしたら工事中で入れませんでした( ; ゚Д゚)

仕方がないので、後でショーを見ながら休憩するしかないなということに。ただ、この近くにトイレがあるのですがそこは比較的空いていました。

で、城の正面へ戻って中に入ろうかどうかリーフレットを見ていたところアイキャッチ画像に写っている螺旋階段の横にも見学するところがあります。

4輪馬車の間(Salle des carrosses)

大量の馬車が置かれています。ここは、観光客もほとんど来ていないのでオススメです!

紋章の真ん中にある3つの印はフランス王家のユリの紋章です。

で、見学の最後にポツンと馬具一式が置いてあるので何かなと不思議に思います。

「H」て何ぞやと思ったらあの最高級ブランドであるエルメス(Hermès)製でした。

元々馬具メーカーだったとのことで、プレートには1871年の物と書いてありました。そんな古くからの創業だとは全く知りませんでした。

エルメスと言えばバーキンのバッグですが、男の私には合わないですしそもそも高すぎてまともに店で見たことがありません。以前は、低価格のラインナップもありましたが現在は高級化が進んでおり店で見る機会も減ってしまいました。

せいぜい、空港の免税店でたまにスカーフやネクタイを見るぐらいです(;^ω^)

これって投資とも関係していて、結局低価格商品て利益率が低いので高級ブランドは高額商品で勝負をした方が良いわけです。日本だと低価格路線で失敗した大塚家具なんかも良い例です。

宝石の間?(Dépôt lapidaire)

4輪馬車の間の隣にあります。

ここには、破損して使われなくなった時計や装飾等が展示されています。日本語ガイドに宝石の間って書かれていますがシャレでしょうか。翻訳してみると石の部屋でしたがこれは正しい!

ある意味では宝石みたいなものかもしれませんけど、その辺に無造作に置いてあるのでこれが宝石だったら盗られ放題です!

★★★

といったように城のサイドにも面白いものが色々と展示されているので、カフェやトイレのついでに寄ってみるのはどうでしょうか。

次回は、今度こそ正面から城内に入ります。

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