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ベルサイユのばらを読んでみた!前編

Chapel

今回「ベルサイユのばら」を読もうと思ったのには3つ理由があります。

ベルばら目的でフランスに行く方もまだまだいますし、私自身の勉強にもなるので読破を決意しました。

私は別に少女マンガだから読まないとかそのような抵抗はないです。

アイキャッチ画像は、マリーアントワネットとルイ16世が結婚式を行ったベルサイユ宮殿のルイ14世寺院にて

オスカルとアンドレーてマリー・アントワネットを調べたときに全く出て来ないなと思ったら架空の人物だったとは…

全10巻しかないのには驚きました。
てっきりガラスの仮面とまでは行かずとも、それなりに長期連載しているものと勘違いしていました。

その分、歴史上のイベントをいくつか割愛しているようですが。

4巻ぐらいまではアントワネットが主軸になっています。もちろんオスカルも活躍しますが、この辺は他の本で読んだのと大筋同じです。

何冊かマリーアントワネット関連本を読んでいたので、それらの本と比較しても大筋は同じで、マリーアントワネットとその歴史が分かるようになっていました。

まずマンガ読んでから他の本を読めば良かったなと。私は愛蔵版で読んだのですが、愛蔵版の1~9章が単行本の1巻~10巻となっているので1章が単行本の1.1巻分くらいになっていると思います。

今回は前編として1~5章を大体の流れを説明して補足やツッコミを入れます。

第1章

マリーアントワネットがルイ16世と結婚するためにフランスへ嫁ぐところからフェルゼンと舞踏会で会うまで

アントワネットがフランスのコンピエーニュへ行きますが、ここはジャンヌダルクがパリ奪還に失敗して捕まった地でもあります。

 

第2章

王位交代、贅沢三昧、ジャンヌ、ローアン、ポリニャック、フェルゼンがスウェーデンから戻ってくるまで

最愛王ルイ15世は突如天然痘にかかったみたいにマンガでは書かれていましたが、実は遊び相手の女性から移されたとか。

マンガの展開的にはいらないですしねと。

第3章

贅沢やめ、ポリニャックが狙う、フェルゼン帰ってこなくて酒場で暴れまわるまで首事件、アントワネットご懐妊、プチトリアノン

第4章

首飾り事件解決から黒い騎士探し

首飾り事件の宝石が160万リーブル相当とのことなのですが、これの価値がよく分からないです。

マンガでは1リーブル12000円とのことで160万リーブル=192億円でしたが、私が調べたところによると1リーブル1000円でした。

ただ、Wikipediaに1トンの金塊に相当すると書いてありました。金の価格は時価なので変動しますが、おおざっぱに1グラム5000円とすると1t=1000kg=1000000gとなるので

160万リーブルは50億相当で、1リーブル4200円くらいとなるので12000円よりは個人的にしっくりきています。

第5章

オスカルに新たな部下が出来るところからアントワネットの不倫がばれるまで

感想

第一印象はオスカルとアンドレの役職というかマンガの立ち位置がとても上手いなと思いました。

軍人のしてのオスカルは、フランス革命時の戦いに備えてでしょうし、女としてのオスカルはフェルゼンやアントワネットとの関係を強くするものですし。

残念だったのは、あくまでマリーアントワネットを軸に動いているので、太陽王と呼ばれたルイ14世やポンパドール夫人が出て来ないのは仕方がないと。

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