【バイヨンヌ前編:バスク地方の拠点でペロタを見て元1星レストランでランチ】ボルドーとその周辺part5

to Bayonne

KEN@VoyageKenです。

今回から、一旦ボルドーを離れバスク地方の都市

  • バイヨンヌ(Bayonne)
  • サン・ジャン・ピエ・ド・ポー(Saint jean pied de Port)
  • ビアリッツ(Biarritz)
  • サン・ジャン・ド・リュズ(Saint-Jean-de-Luz)

へ向かいます。

前編では、バイヨンヌにある博物館とレストランへ。

後編では、お土産買いに走ります。

どの駅へ行くにしろバイヨンヌを経由(1時間に1本くらい)して行くのですが、バイヨンヌより先は本数が少ないです。

土日のほうが平日より本数が増える場合もあるし、冬季は本数が劇的に減ったりするので、電車・バスのご利用は計画的にお願いいたします。

とは言っても、最近は地方都市でもGoogleマップで時刻表が正確に出ることも増えてきています。

アイキャッチ画像は、実際に乗った電車の電光掲示板です。

画像をよく記憶しておいてください、この後使いますよ!

ボルドーからバイヨンヌへの行き方・・・電車

電車です。1時間に一本ぐらい出ているTERに乗ります。

フランス国鉄(SNCF)が運行するTER等が乗り放題になるユーレイルフランスパスを利用していく予定です。

私が、電車のフリーパスを購入するサイトを紹介しておきます。

マックスビスタトラベル(MAX VISTA TRAVEL)

  • 日本語対応
  • 質問にも短時間でていねいに回答していただける
  • チケットは送料無料
  • レイルヨーロッパと同じキャンペーンやセールを行っている
  • チケットを有効にするバリデーションサービス(有料)

意外と盲点なのがバリデーションサービスで、フリーパスを購入しても実際に利用するには、フランスの駅で駅員にスタンプを押してもらわないと有効になりません。(無料だけど)

フランスの駅は、日本の駅と違い早朝から開いていないので、早朝からフリーパスを使う場合はバリデーションサービスを利用したほうが良いと思います。

今回は、ユーレイルフランスパスの5日券を購入しました。一人24500円くらいでしたが、為替によって変動します。

さて、ボルドーからはアイキャッチ画像の電光掲示板に載っているHendaye行きに乗ります。念のためもう一度アップします。

to Bayonne

画像を見て気付いた方もいるかもしれませんが、

ツッコミ担当

車両によって行き先違くね!?

これ、海外あるあるです。

ただし、もう1つの車両の前の電光掲示板はPau行きになっていたし、車両に入ってもどこ行きかモニターで確認出来るので安心してください。

ということで、バイヨンヌ方面の車両に乗り込みます。所要時間は2時間ほど。ボルドー7:45発~バイヨンヌ9:41着です。

※今回は、ユーレイル フランスパスで乗り放題のTERに乗りましたが、時間によっては高速鉄道TGVしかない時もあります。

ユーレイルパスを利用したTGV予約もあるらしいのですが、プラス料金+列車も限られているらしく便利ではありません。

バイヨンヌ駅到着~市街へ

駅からの出口は写真の一か所しかないので迷うことはないです。

ここから、市街へ向かうには基本的に歩きとなります。

※バスもあるようですが乗っている人をあまり見かけず、どちらかというと隣町の高級リゾートであるビアリッツへ向かうバスのほうが多く見かけました

ということで、駅から歩きます。駅から少し歩くと大きな橋が。

EUの国旗とヨーロッパの国旗が様々並んでいます。

橋を通る際は、次の赤に緑と白の縦じまの旗を探してください。

バスク地方の旗となります。この旗をモチーフにしたお土産やお菓子を見かけることがあると思うので覚えておいて損はないですよ!

ついでに、バスク地方の紋章も載せておきます。ラウブルと言うそうです。

 

橋を渡るといよいよ市街に入ります。さらに小さな橋(Pont Mayou)を渡るとショッピングのできるアーケードに辿り着きますが、ここではまだ橋は渡りません。

橋を渡らずに川沿いを進むと、バスク地方の歴史が分かる博物館へ向かいます。

バスク・バイヨンヌ歴史博物館(Musée Basque et de l’histoire de Bayonne)

来た理由はシンプルで

  • 時間をつぶすため
  • バスク地方は初めてだから歴史を知っておけばお土産買いの参考にもなる
  • 近くにおいしいレストランがある

所要時間は、30分~2時間弱くらいです。

パパっと回れば30分、細かく写真撮影をしていると2時間弱ぐらいかかります。私は撮影があるもので📷

入場券をチケットカウンターで買うときに日本語で書かれたリング状のノートを貸し出してもらえます。日本語も結構しっかりしていたので、是非借りてください!フランス語とバスク語?でしか展示物に説明が書いていないので、ノートがないとかなり厳しいです!

ただし、帰りに返却するのをお忘れずに。

歴史博物館というだけあって、地味な展示物が多いのでちょっと退屈しながら回っていましたが、中に目につくものが3つありました。

その3つだけおさえておけば、バスク地方について知ったかぶり出来ると思います( ̄ー ̄)ニヤリ

船+造船所

かつて造船所があったそうです。川は隣にあるしね。

民族衣装と踊り

この写真は、博物館の看板写真なので絶対見てください!

RIBERA Pierreの作品らしいですがさすがに聞いたことがないです。ホームページ見ましたけど詳しい説明がない。ただ、これはコピーでオリジナルがフランスのアンジェ美術館にあるとのこと。

アンジェには行ったことがあるのですが、その隣のアンジェ城しか行ってない。アンジェ城には世界最大最古のタペストリー「アンジェの黙示録」があるのでオススメです。

続いて、

19世紀ごろまでは、男性のみこのような衣装を着て輪を作ってはねながら踊っていたそうです。映像も流れているので時間がある方は是非

ペロタ

バスク地方の伝統スポーツだそうです。Wikipediaによると

バスク・ペロタ は、選手自身の手、グローブ、ラケット、バットなどを用い、壁に向かってボールを打つコート・スポーツの総称である。ペロータ・バスカや単にペロータとも。

引用:Wikipedia

手に付けているのはバットかと思いましたが、グローブのようです。グローブはおそらく麻でできています。

バイヨンヌ以外のバスク地方の街でも試合のポスターを度々見かけました。

鑑賞を終えて、チケットカウンターのあるところまで戻ります。借りていたリング状のノートを返却しつつお土産コーナーを見ます。

パズルとキーホルダー型エスパドリーユ

どちらもバスク地方のお土産っぽいなと。

エスパドリーユは、ざっくりいうとバスク地方発祥?のわらじのような靴です。ペロタのグローブと同じく麻でできているので、バスク地方は麻好きなのかもしれません。

バイヨンヌを含めたバスク地方で売られていますが、サン・ジャンド・リュズが本場なので、履くためのエスパドリーユはサン・ジャンド・リュズで購入しました。

興味がある方はコチラをどうぞ!

 

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なんだかんだで博物館を回ったら12:00頃なので、ランチどうしようかなとなりました?

博物館から近くて評判のよさそうな2つのレストランをピックアップしていました。

La Table Sébastien Gravé VS Auberge du Cheval Blanc

口コミを見る限りでは前者のほうが評判が良かったのですが、結論としては後者を選びました。ということで、

Auberge du Cheval Blanc

ここを選んだ理由は4つ

  1. バイヨンヌ歴史博物館から近かった
  2. 元ミシュラン一つ星ということで、お値段がお手頃そうだと思ったから
  3. Sébastien Gravéはコース料理があったが、料理名が載っておらず少し不親切に感じたから
  4. 昨日、ボルドーのワインバーでハム(Jambon)がおいしかったので、メニューにJambonが載ってるこっちがいいかな

 

ということでレッツランチ!

 

写真の扱いが私の好みそのものです!

イカとイカ墨がたっぷり使われていたので、最高でした!

フランス人てイカが苦手と聞いた事があります。確かに今まで一度も食べたことがないんですよね。

私はパンにつけるものがオイシイものに目がなく、今回のイカ墨の他にはフォアグラのテリーヌ、ムール貝の汁などがあります。

お値段は、このボリュームで24ユーロでした

星付きレストランでもランチをやっているところだと30ユーロ程度で済む場合があるので、費用抑えたいけど星付きレストランへ行きたい場合は、ランチをやっているか調べてください!

※このレストランもランチはやっていない日がありますのでご注意を

次回は、バイヨンヌ後編で買い物しまーす!