【バイヨンヌ後編:肉・スイーツ・バスクリネンを買うんじゃ】ボルドーとその周辺part6

Tourons

KEN@VoyageKenです。

前回は、バイヨンヌ(Bayonne)の歴史博物館でペロタという伝統スポーツを知り、レストランではおいしいイカとイカ墨を堪能しました。

後編では、世界遺産を回りますが、お土産のお話がメインになります。

先に言っておきますが、バイヨンヌではブランド物を買うのは無理です。ブランド物を買うのであれば、ボルドーで買うことをオススメします。

ここでは、主にバスク地方のお土産主体で買うことになります。

アイキャッチ画像は、バスク地方で有名なスイーツ屋のパリエス(PARIES)で販売しているトゥーロンというお菓子です🍬

ツッコミ担当

パリ(Paris)じゃないよー

肉類のお土産…ダメ、絶対

前回、生ハム(Jambon)がとてもおいしかったので、もっと買いまくることにしました。

ボケ担当

日本へ持ち帰って食おうぜ🥓

ツッコミ担当

日本への持ち込みは禁止!

ハワイやグアム好きな方は、ご存知と思いますが、肉類の持ち込みは世界的に超厳しいです。

ハワイのビーフジャーキーおいしいんですよね😀

特にここ最近は鳥インフルエンザや豚コレラのせいで、フォアグラの持ち込みも厳しいようです。

詳しくは、動物検閲所のホームページをご確認下さい。

それであるならば、ワインとチーズとハム買って宿泊先のゴールデンチューリップで食べるように買うことにしました。

Pierre IBAIALDE

 

レストランから南に行ったところにあるシャルキュトリーです。

※シャルキュトリーとは、ざっくり言うと食肉加工屋さん。

2019年放送中の、黒木華主演「Eテレ 旅するフランス語」のリヨン編を見てたら、この単語が出て来て、早速役立ちました😎

黒木さん、パリのオペラ座で演技したいとおっしゃっており、フランス語もガチで勉強してるので、かなりの野心家です。

話を戻して、以下の物を購入予定で行きました。

Foie Gras de canard Entier à la purée de piment d’Espelette

部屋で食べたのですが写真撮り忘れてしまいました。

AXOA

聞いたことがないと思います。

アショア(バスク語:axoa)はフランス領バスクラブール地方の伝統的な家庭料理。アショアとはバスク語で「細かく刻んだもの」を意味する。

牛肉もしくは羊肉のひき肉に、細かく刻んだタマネギ、赤や緑のピーマン、ニンニク、エスプレットなどを混ぜて炒めたのち、白ワインとローリエを加え、塩、胡椒をして煮込む。

引用:Wikipedia

地方に来たら、地方の食べ物・お土産をいつも心掛けているのですが、残念ながら売っていなかった・・・。

ただ、先の話になりますが、ここよりさらに西の港町サン・ジャンド・リュズでAXOAを食べましたが中々イケましたよ!

Piperade(野菜詰め)

部屋で食べましたがおいしかったです。ただ、レンジがなくて冷たかったのが痛かったです。

お湯で暖める手はあったのですが、面倒なのでやめました。

先ほど買えなかったAXOAと方向性は似てて、さらに肉を詰めたものがAXOAだと思ってください。

Garbure(スープ)

またしても、聞いたことがないと思います。

英語から翻訳-ガーバーはキャベツと他の野菜が付いているハムの濃いフレンチスープまたはシチューであり、通常チーズと古くなったパンが加えられている。その名称は、紋章入りの盾または紋章の上に描かれた穀物の束を表すための用語「衣服」の使用に由来しています。

引用:ウィキペディア(英語)

買い忘れました!

ちょっとした撮影会

バイヨンヌ博物館~シャルキュトリーまでは、観光場所ではないので、地元のお客しかいませんでした。

ツッコミ担当

そんな場所を歩くのも観光の醍醐味だと私は思う🚶

ということで、散歩しつつ撮影します。

Paroisse Notre-Dame de l’Assomption – Bayonne Centre

工事中で入れませんでした。

そのまま道なりに南へ。

右の要塞っぽいのは研究機関らしいですが・・・かっこよすぎ!

そのまま川沿いへ向かいます。

写真の左側が街の中心部になります。この辺で写真の通り休憩するもよし、撮影するもよしな場所なのでちょっとしたオススメです。

撮影を終えて、写真奥に見えるパヌコー橋からいよいよ街の中心部へ向かいます。

街の中心部へ・・・体力に自信のない方は無料シャトルバスもあり

橋を渡ろうとするとオレンジ色のカワイイバスが

何回かこのバスを見かけることがありましたが、街の中心部を通っています。

バスの上には無料&電気バスと書いてありエコかつ便利です。

ということで、バイヨンヌのツーリズムサイトを調べてみました。無料バスについてのページを発見したのでリンクを貼っておきます。

en cliquant ici」をクリックすると、バスのルートが出てきます。

注意書きには

「Arrêt à la demande possiblesur cette partie d’itinéraire. Faites signe au conducteur!」

⇒降りたい場所では挙手でお願いします

あと、バイヨンヌ駅から街までのバスは4番のようです。知らなかった・・・

ちなみに、バイヨンヌのツーリストオフィスは街から少し離れているので行きませんでした。

写真の通り街の中心地へ向かうとそれなりに坂道になっていますのでご注意を。

旅行時は、バスについて全く知りませんでした。

実は、このパヌコー橋にも停留所がありバス使えば次の目的地までラクチン出来ました・・・。

というのも、前編でレストランに入ってからトイレに一度も入っておらず急いでトイレに行きたかったのです!ということで、トイレと言えばデパート。デパートと言えば・・・

ギャラリー・ラファイエット・・・トイレタダ!

フランスの有名百貨店です。フランスに行ったことある人で知らない人はいないはずです。

前置きはさておき、急ぎ上の階にあるトイレに向かいます。そうすると

トイレ担当

トイレがタダ!

ヨーロッパは、ほとんどトイレ有料です💰

その意味では、日本はほとんど無料なのでスゴいですけど…。

観光大国日本が生き残るには、サービスで金を取るしかないと思っているので、観光地はトイレを有料にするべきだと思っています。

話が脱線しましたが、トイレの横にはディズニーストアがありました。

ディズニーストアには旅行のたびに必ず立ち寄っています。ということで商品を物色。

今回の旅行にふさわしいものが買えました。これが結構な優れもので、ゴムでできているのでワインの穴にピッタリとはまるんです!

ワインキャップ

 

ここまで、それなりに歩いてきたので少し休憩をしようと思ったのですが、ラファイエット内には座るところを見かけなかったのです。

ということで、外に出て周りを見渡すと

城の下が影になっていて座るのにちょうどよかったです。写真右の方に座るところありますが、日が当たって暑かったのでやめましたι(´Д`υ)アツィー

ちなみに、先ほどの無料シャトルバスはラファイエット前でも降りますよ!

Cathédrale Sainte-Marie de Bayonne

世界遺産の1つです。

厳密には、教会自体が世界遺産ではなく、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の1つとして登録されています。

情報があまりなかったのですが、観光目的としては

  • 回廊を見る
  • 英国の城や紋章のリブボールトを探す!(どこから手に入れた情報か忘れた)

 

交差リブヴォールト(✖字型のアーチで支えられた石造り天井)

城の形をしたヴォールトは珍しいのですが、ちょっと写真がブレてしまった。

回廊

正直微妙でした。特に、廊下自体の装飾がイマイチだったんです。

本当の回廊とはこれじゃ!

これは、イギリスのカンタベリーにあるカンタベリー大聖堂にある回廊です。

 

ちなみに、巡礼路について興味がある方は、この後に行くサン・ジャン・ピエド・ポーの記事で詳しく書いているのでコチラもどうぞ。

 

Pierre Oteiza Bayonne

大聖堂近くにあります。

この店は、バイヨンヌだけではなくバスク地方にあるチェーン店となっています。

とはいえ、ゴーミヨにもお墨付きの店だけあって、店員の方からすすんで試食をするよう言ってきたり、ジャンボンを細かく切ってもらったりときめ細やかな対応と塩分の聞いたジャンボンに大満足でした。

ここでは、ホテルで食べる用のハムとパテの瓶詰セットを購入

ジャンボンはおいしかったのですが、パテは微妙でした。

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ここから、反対側に戻って坂を下っていきます

Librairie Articles Religieux Pradier・・・書店だけどフィギュアもあるよ

書店ですがミニフィギュアも売っていて、ウィンドウショッピングで外から見ていたらバイヨンヌらしいサントン人形を発見!

まさに、前編のバイヨンヌ博物館で見たような民族衣装と踊りをしているので、ザ・バイヨンヌなお土産です!

ミニフィギュア好きな方はここで買うのがオススメ

Artiga・・・バスクリネン

バスクリネン屋です。ボルドーとサン・ジャンド・リュズにもあるのですが、品ぞろえはココが一番良かった印象があります。

ということで、次のものを購入

Pillot…お土産としてオススメ!

バイヨンヌやビアリッツなどのバスク地方っぽい絵柄のポスターやフレームなどを売っているお店です。

独特なデザインが印象的です。ということで

Chocolat Cazenave

泡立てココアが有名な店。

かなり甘かったですが、一緒に出てきたトーストのおかげもあって、合わせて飲めばきつくなかったです。

※ココアを飲んだ日は別の日ですが、記事の流れで合わせて載せました。

Daranatz

Kanougas…ヌガー

を買う予定でしたが、ここではトゥーロンを購入

トゥーロンとはアーモンドに砂糖を加えペースト状にして、色や香りをつけたバスク地方のお菓子です。

和菓子で例えると「すあまや練り切り」。ですが、和菓子よりもザラザラしています。けどそのザラザラ感がよくて私は好きです。

Pariès…お菓子のオススメ!

この界隈で唯一ゴーミヨお墨付きスイーツ店でした。

本店は、サン・ジャン・ド・リュズ(Saint-jean-de-Luz)にあるのですが、おいしそうなものばかりあってフライングしてしまいました。

トゥーロンの数々

見ての通り、トゥーロンと一口に言っても見た目が違いすぎます。

Daranatzで売っているトゥーロンとも違いますし、トゥーロンについては見た目で決めて買っても良いと思います!

ムシュー

見た目は、マカロンに似ていますがマカロンほどサクサクしておらずモチっとした触感がします。


そんなこんなで、時間は15:30頃。

バイヨンヌからボルドーへは

17:16 – 19:23 TER

で帰るつもりでしたが、暑いなか歩き回りお土産一杯だったので、1つ前の16時頃の電車に乗るために急ぎ歩いて帰りました。

感想

食事と買い物だけならば、バイヨンヌで十分です!

観光的には、博物館はそれなりに楽しめましたが、大聖堂が普通でした。

次回は、サンディエゴコンポステーラへの巡礼路がある、サン・ジャン・ピエ・ド・ポールへ向かいます。