【巡礼路でもお土産は買うぞサン・ジャン・ピエド・ポー】ボルドーとその周辺part7

Routes of Santiago de Compostela

KEN@VoyageKenです。

今回は、昨日回ったバイヨンヌを経由して、サン・ジャン・ピエド・ポー(Saint jean pied de Port)へ向かいます。

アイキャッチ画像は、サンティエゴ・コンポステーラへの巡礼路を歩いている旅人です。

中には、トレッキングポールを両手に持って歩いている人たちもいました。

巡礼路について簡単に説明しているのでご一読ください。

とはいっても、メインはお土産買いです!

ネット上に情報が少なかったので、足りない分は実際に見てから決めようと思います。

ボルドーからサン・ジャン・ピエド・ポーへの行き方・・・電車

まず、ボルドーサン・ジャン駅から電車でバイヨンヌへ向かいます。

フランス国鉄(SNCF)が運行するTER等が乗り放題になるユーレイルフランスパスを利用していく予定です。

私が、電車のフリーパスを購入するサイトを紹介しておきます。

マックスビスタトラベル(MAX VISTA TRAVEL)

  • 日本語対応
  • 質問にも短時間でていねいに回答していただける
  • チケットは送料無料
  • レイルヨーロッパと同じキャンペーンやセールを行っている
  • チケットを有効にするバリデーションサービス(有料)

意外と盲点なのがバリデーションサービスで、フリーパスを購入しても実際に利用するには、フランスの駅で駅員にスタンプを押してもらわないと有効になりません。(無料だけど)

フランスの駅は、日本の駅と違い早朝から開いていないので、早朝からフリーパスを使う場合はバリデーションサービスを利用したほうが良いと思います。

今回は、ユーレイルフランスパスの5日券を購入しました。一人24500円くらいでしたが、為替によって変動します。

さて、ボルドーからは電光掲示板に載っているHendaye行きに乗ります。

to Bayonne

ボルドー~バイヨンヌは大体1時間に一本ぐらい電車があるのですが、バイヨンヌ~サン・ジャン・ピエド・ポーは極端に本数が少ないです。

次のサン・ジャン・ピエド・ポーから出発する電車の時刻表をご覧ください

 

ツッコミ担当

本数少な!

計画していた予定はこうです。※大きな駅じゃないけど乗り換え時間も結構シビア

  • ボルドー5:20発Hendaye~バイヨンヌ7:33到着
  • バイヨンヌ7:42発~サン・ジャン・ピエド・ポー8:40着

ですので、到着した電車が10分後(8:51)に出発するみたくなっています。

サン・ジャン・ピエド・ポーは、小さな町なので半日滞在はキツイため、13:02には電車に乗るつもりで町を回ります。

バイヨンヌ~サン・ジャン・ピエド・ポー駅~巡礼路へ

バイヨンヌからは山に入るので、外の風景が結構見ものです。今回の旅行では一番外の風景を楽しむことが出来ました。

せっかくなので写真をアップします。

駅に到着するとのどかな雰囲気がただよっています。

線路は2本ありましたが、実質単線での運行です。だって電車が交差しないですもの。

電車から降りると、バックパッカーの方が結構降りていきました。自転車の方は見なかったと思います。

駅から町中は行くのは、看板もあるし観光客やバックパッカーが皆同じ方向に行くので迷うことはないと思います。

(フランスの)サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路(Chemin de Saint-Jacques-de-Compostelle en France)

そもそも巡礼路とは何かですが

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は、キリスト教の聖地であるスペイン、ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路。おもにフランス各地からピレネー山脈を経由しスペイン北部を通る道を指す

引用:Wikipedia

貝殻マークなのは、サンティアゴ(スペイン語)=聖ヤコブ=Saint Jacquesで、フランス語でJacquesが貝殻だからです。

フランスからの道は4つあって

  1. トゥールの道 (ou voie de Tours)
  2. リモージュの道(ou voie limousine ou voie de Vézelay)
  3. ル・ピュイの道(ou voie du Puy)
  4. トゥールーズの道 (ou voie toulousaine)

1~3の中継地点として、ここサン・ジャン・ピエド・ポーがあります。今回の旅行では、パリ、ボルドー、バイヨンヌが1のトゥールの道に入っています。

ただ、この4つの道の名前についてはあまり気にしなくてよさそうです。次の写真をご覧ください。

サン・ジャン・ピエド・ポーの巡礼路の出発点である「サン・ジャック門(Porte Saint-Jacques)」で撮影したものですが、世界遺産として1~4の道は登録されておらず、あくまでフランスの巡礼路として登録されています。※バイヨンヌでも同じような登録となっていました

ということで、ちょっとした豆知識を手に入れたところで、実際に巡礼路を歩きたいと思います。

この町の巡礼路は、サン・ジャック門(Porte Saint-Jacques)~エスパーニュ門(Porte d’Espagne)になります。

サン・ジャック門(Porte Saint-Jacques)

シタデル(Citadel)・・・オススメ!

看板もそうですが、Googleマップ上はZitadelaになっています。城跡の事をシタデルと言うそうです。

 

マップにもあまり乗っていませんが、シタデル通り(Rue de la Citadelle)を登っていくと到着します。

ただし、中には入れません。しかし、人の気配があるので変だなあとぐるっと回りを歩いてみると

城跡大学って書いてあります。スゴイカッコイイけど中二病とか言われそうですけど・・・

ただ、結局中には入れなかったのが残念でした。ですので、さらにぐるっと結局一周してしまいました。

シタデル通りを下って、またサン・ジャック門の近くまで戻ります。

ここから再び巡礼路を歩いていきますが、しばらくは買い物をするところがあまりなく巡礼者の為の簡易宿泊所(ホステル)をたくさん見かけました。

ノートルダム教会~サン・ジャン橋(Église Notre-Dame~Pont Saint Jean)

うーん、特徴がない・・・。ノートルダムだからといって大聖堂とも限らないですしね。情報もあまりなかったので、5~10分で撮影をしつつとっとと出てしまいました。

外を出て、ノートルダム門を出るとネット上でよく見かけるサン・ジャン橋が見えます。

ネットで見た写真と構図が違うなと周りを見渡してみると、お隣のエイエルアベリー橋(Pont d’Eyheraberry)から撮影したものだとわかりました。

確かにこっちのほうがサン・ジャン橋と風景が撮れていいかも!(この辺は好みかもですが)

実際、私のような撮影ガチ勢がたむろしてました📷

エスパーニュ門(Porte d’Espagne)

ツッコミ担当

ってスカスカで門ほとんどねえぞ!

ということで、巡礼の最後は意外にあっさりでした。ここまでで所要時間が2時間弱ぐらいでした。

巡礼の旅も興味なくはないですが、お土産買えないので私には無理です。

門から巡礼路へ戻る途中にはこの看板が

ペロタというバスク地方伝統のスポーツで、写真のグラブ?でボールを壁打ちするスカッシュに似ています。バイヨンヌの博物館には、グラブなどの展示がありました。バスク地方を旅してペロタを知らないとマズイですよw

買い物をするのであれば、私のように巡礼路観光をしてからお土産や軽食をすることをオススメします。というのも買い物が出来るのはノートルダム教会からエスパーニュ門までの間がほとんどです。

坂道でもないので、一度全部見てからでも問題ありません。

Barbier-Millox

Chaumontaisを休憩がてら食べました。パサパサしていて微妙でした

Pierre Oteiza Saint Jean Pied de Port

バイヨンヌ・ボルドーにもある肉のチェーン店ですが、ここで買う理由はないのでパスしました。今回の旅行では、ホテルの部屋食用にハムを買いまくったので、大変お世話になったので一応載せておきました。

Boulangerie Ogitegia

地元の人たちが、ここのロゴの入ったパンを持っていたので寄ろうと思いましたが、混んでたのでやめました。

LES CANNELES DU PAYS BASQUE・・・お惣菜的なカヌレ屋でオススメ

Googleマップに載ってないけどオススメです。Barbier-Milloxの近くにあります。

写真の通り、ピザやチョリソーなど小腹を満たすのにはちょうどいいです。アツアツなのですぐに食べるのが一番ですけど、帰りの電車で食べるのも良いと思います。

ちなみに、今回のボルドー旅行でお惣菜的なカヌレを食べたのはココだけでした。

NAVARRE・・・町のロゴ入り貝殻売っているのはココだけ

やはり、Googleマップに載っていません。地図上は、Kuxkulの隣です。

どこにでもあるお土産屋ですが、サン・ジャン・ピエド・ポーのロゴ入り貝殻がここにしか売っていなかったので一応載せておきました。

※多分この店なはずですが、間違っていたらスミマセン

香辛料店 LES RÉCOLTES DU MONDE

店の近くまで行くと、香辛料の香りがたまらず思わず入ってしまいました。

BIO(オーガニック)なものが多いみたいです。

香辛料だけではなく、乾燥させた果物や紅茶・コーヒーなどもあって地元の人に観光客でにぎわっていました。

乾燥させた果物とPiment d’Espelette(バスク地方の唐辛子)を購入

駅へ戻ってトイレ!

最後に、ツーリストオフィスに立ち寄りましたが残念ながら0ユーロ紙幣は売っていませんでした。

オフィスの前にはミシュラン一つ星レストランのHôtel des Pyrénéesもあります。

来た道を戻り駅へ戻ったのですが、ここまで一度もトイレに行かなかったので、駅のトイレを利用としたら開きません!

駅員に聞いたら、カギを貸し出してくれましたので、利用の際はご注意ください。

次回は、2019年のG7開催地でもあったリゾート観光地ビアリッツへ向かいます。