フランスその3(エトルタ編PART3)【のんびりとしたアモンの崖】

La Falaise d'Amont

KENです。

前回は、ル・アーブル(Le Havre)からバスでエトルタ(Etretat)へ向かいました。

今回は、エトルタにある有名な2つの崖のうちアモンの崖(La Falaise d’Amont)について書きます。

アモンの崖の上は一帯が牧草地になっており、牛の群れがのんびりと草を食べていました。

cow&Monument Nungesser et Coli

また崖の上には、ナンジェセールとコリーの記念碑(Monument Nungesser et Coli)が建てられています。上の写真の牛の後ろにある白く尖ったものがそれです。

これは、リンドバーグが大西洋横断飛行に成功する数か月前に、パリからニューヨークへの無着陸飛行に挑戦したフランス人ナンジェセールとコリーが大西洋で消息を絶つ直前の最終通過地点がこの崖だったため、彼らの夢をたたえて建てられたものだそうです。

加えて、

教会(Chapelle Notre dame de la Garde)が近くにあります。

Chapelle Notre dame de la Garde

この教会ですが基本的には開いていないようです。ただ、崖の上のひなびた教会でとても良い雰囲気でした。この時は天気も良かったので崖と青い空と教会がとてもマッチしていました。

久しぶりにグーグルマップでここを確認してみると教会の横に駐車場が出来ていました。私がここに来たのは2014年夏だったのですが、それ以降に出来たものと思われます。

車で来る方には便利かもしれませんが、景観をぶち壊しにしているので個人的にはあまり良いものとは思えません。

先程のナンジェセールとコリー記念碑ですが、私が訪れた時は写真の通り教会から少し離れた牛の群れの中にあったのですが、グーグルマップで確認してみると、教会・駐車場・記念碑がほぼ一緒にあるように見えます。駐車場の設置と同時に記念碑も移動したのではないかと思われます。

全体的に緑の部分が減っていて、より観光地化されたように見えます。

また、ここから反対側のアヴァルの崖と針岩(Aiguille)が見えます。

Aiguille

アモンの崖にはアヴァルの崖ほどの奇岩はないのですが、なかなか迫力がありアヴァルの崖に海を入れた撮影も行えます。

感想

この日は天気もよかったせいか、草の上で寝っ転がったり酒を飲んだりして観光客がのんびりと時間を過ごしていました。犬の散歩をしている地元の人も多くいました。

また、たくさんのカモメが崖の上をよちよち歩いていました。エサを与えようかと思いましたが、エサやり禁止の看板がビーチにあったので与えませんでした。

次回はアモンの崖を降りて、海岸沿いを歩いてアヴァルの崖に向かいます。