KENです。
前回は、ヴァンブ蚤の市(Puces de Vanves)でお値打ち価格のお皿とお高いアフリカンなお面を買いました。
今回は、パリで一番古い橋へ向かいます。
フランスの方申し訳ありません
工事現場で一生懸命働いている姿をたまには見たいです!
ヴァンブ蚤の市で買い物を終えて、まずは地下鉄ポルト・ドゥ・ヴァンブ駅(Porte de Vanves)まで戻って、⑬でシャンゼリーゼ・クレマンソー(Champs-Élysées – Clemenceau)へ向かいます。
そこから①でパレロワイヤル・ルーブル美術館駅(Palais Royal Musée du Louvre)まで行き、⑦でポン・ヌフ駅(Pont Nuef)で降りて地上に出ます。
地上に出るとすぐ目の前に大きな建物が見えます。
注:Googleマップの最短ルートだとシャンゼリーゼ・クレマンソーから⑦でルーブル・リヴォリ駅(Louvre – Rivoli)で降りてから徒歩ですが、歩くのが面倒なので上記のルートにしました。
百貨店ラ・サマリテーヌ(La Samaritaine)
消火設備の不備で、2018年現在再オープンに向けて準備中の老舗百貨店です。
映画ボーンアイデンティティ(Bourne Identity)で、主人公のジェイソン・ボーンが屋上の看板の後ろに隠れてCIAのボスの様子を探っていた場所です。
当初は2014年、2015年再オープンとうたっていたらしいですが、2018年になってもオープンしない!
フランスの教会や博物館はしょっちゅう工事をしているのですが、実際に働いている人をほとんど見かけたことがないんですよ⛏️
日本で同じ事をしたら間違いなくクビだよなあと思います。
日本の建設会社なら納期を守るはずなので、海外進出の余地があるのでは?と思います。
とか思っていたら、百貨店の設計には、日本の設計事務所が関わっているようです。
設計だけでなく建築も引き受けてください!
さて、いつになったら完成するかわからないラ・サマリテーヌの反対側にお目当ての橋があるのでそちらに向かいます。
ポン・ヌフ(Pont Neuf)
セーヌ川に掛かっているパリ最古の橋で1603年に完成しました。
セーヌ川の他の川にさらに古い橋があるとも思えないので、実質パリ最古の橋だと思います。
アーチ部分に像が飾られているのが見えますが、化け物ばかりでした。
像の中には理髪店・歯科医・スリ・遊び人等の面白像があるらしいです。
お時間のある方は、今言った像を探すのも面白いかもしれません。
昔は橋の上に家を建てるのが普通でしたが、パリで石造りかつ家のない純粋な橋はポン・ヌフが初めてでした。
ポン・ヌフとは新しい橋を意味しますが、まさに意味の通りの橋なのです。
昔の家は橋の上にあったとのことでしたが、これって家から糞尿を直接橋へ垂れ流すためなのではないかという気がしてきました。
昔は、川の不衛生な環境が問題になっていてコレラや赤痢菌が問題になっていました。関連記事はコチラ。食事中は見ないでください
フランスその29(パリ編PART6)【サン・マルタン運河とトイレ事情】 - お土産大好きKENさんの素人旅行はいかがでしょうか |
あと、橋の上の家っていうとイタリアのフィレンツェ(Firenze)にあるポンテ・ヴェキオ(Ponte Vecchio)を思い出します。
意味は古い橋だそうで、ちょうどポンヌフと反対の意味になって良かったです。
古い橋ですけど、店は金や宝飾類ばっか売ってますけどね🥇
話をポン・ヌフに戻しますが、昔のパリの橋はこの画像以上に住宅が何層にも積み重なっていたようです。
お菓子のポン・ヌフ
※買ったことがないので、Yahooショッピングの商品から引っ張ってきました
表面の十文字のパイがポン・ヌフを、その他の生地が橋の先にあるシテ島を表しています。
手軽に食べるには丁度よさそうなので、次にフランスに行った時に買ってみたいです。
ついでにリニューアルされたラ・サマリテーヌも見れると良いのですが(苦笑)
次回は、橋を渡ってシテ島に向かいます。