KENです。
今回からは、全7回で2012年に訪れたフランス・ノルマンディ地方のルーアン(Rouen)について書きます。
ここを訪れた理由は3つあります。
- 高速列車TGVを使わずに電車でパリから1時間ちょっとで行くことが出来る
- 2012年は陶器にハマっていて、この街のルーアン焼き(白色軟質陶器)に興味があった
- ジャンヌダルクが火あぶりの刑にされた街として有名である
アイキャッチ画像は、地下鉄サン・ラザール駅から地上線に乗り換える出口にて
TGV(Train à Grande Vitess)
TGVはフランスの有名な高速列車でフランス国内をはじめ、ベルギー・ドイツ・スペイン等のヨーロッパ各地を結んでいます。座席クラスの1等、2等を問わず全席指定となります。
ただ、2018年以降にTGVを使われる方は違う名前になっているかもしれないので、少し注意が必要です。
2020年までに、TGVの名称が「inOui(イヌイ)」に全て変わります。単語の意味は、信じれない・驚くべき(英:Incredible)です。何かダサイ
ちなみに、写真のTGVは2018年のものですが、車両も電光掲示板もTGVのままでした(;^ω^)
ルーアン焼きについて
陶器についてですが、2012年にロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(略称:V&A)を訪れた際に、様々な陶器が置いてあってそれに触発されて各土地の陶器も見てみたくなったというわけです。
ルーアン焼き(白色軟質陶器)は派手さはないのですが、白い陶器に青で描かれた花や動物がシンプルでオシャレなんです。
ジャンルダルク(Jeanne d’Arc)像
ジャンヌダルクについてですが、2012年時点では特に強い思い入れがあったわけではありません。※ブログを書くようになってからジャンヌダルクの歴史を猛勉強しました
ただ、
パリではホテルレッジーナ(Hotel Regina Louvre)とサクレクール寺院(Sacré-Cœur)。
パリ以外では、モン・サン・ミッシェル(Mont Saint-Michel)にランスの大聖堂等(Cathédrale Notre-Dame de Reims)で、ジャンヌダルクの騎馬像を見たことがあったので少し興味がありました。
ということで、ジャンヌダルク像コレクションを披露します!
ホテルレッジーナ前の黄金のジャンヌダルク騎馬像
このホテルは、ルーブル美術館近くにある高級ホテルで、映画「ボーン・アイデンティティー」のロケ地としても使われました。
映画ジェイソンボーンシリーズは、世界各地を舞台にしたアクション大作で私の大好きな映画の1つです。
第一作目「ボーン・アイデンティティー」で、記憶をなくしたジェイソンボーンとヒロインのマリーが情報収集するためにこのホテルを訪れます。二人の背景にジャンヌダルクの金色の騎馬像が映っていますので、是非1度見ることをオススメします。
ちなみに、ジャンヌダルクはパリでは活躍をするどころか惨敗しています。パリを攻略できずにいるところを捕まってしまうので、ジャンヌダルクとパリって本当は相性最悪・・・。
続けて
サクレクール寺院のジャンヌダルク像
歴史的には、こことの繋がりはありません。
モン・サン・ミッシェルのジャンヌダルク像
こことも繋がりありませーん
ランスの大聖堂のジャンヌダルク像
こことも繋がりはありま・・・
関係あるよ!
フランスの歴代の王は、ここランスで戴冠式をするのが通例です。ジャンヌダルクが仕えたシャルル7世がここで戴冠式を受ける際に付き添ったとされています。
ルーアン(Rouen)への行き方
ルーアンへは、サン・ラザール駅(Saint-Lazare)からルアーブル(Le Havre)方面の電車に乗ります。
地下鉄で行く方がほとんどだと思いますが、地下鉄を降りて地上階に出るとショッピングモール兼駅に出ます。電光掲示板があちこちに電車を間違えることはないと思います。
サン・ラザール駅についてはフランスその1に書いてあるので、そちらも参照してみてください。
ツアーで行くのであれば
電車の手配とかめんどくさいという方の為にツアーを調べてみました。ちょっと苦しいですが、次のツアーはどうでしょうか?
光のルーアン ~ルーアン大聖堂 プロジェクションマッピング観賞プライベートツアー<6月~9月/パリ発着> by [みゅう]
VELTRAさんは、多数のオプショナルツアーを販売しており、現地で申し込むのとほとんど料金が変わらないリーズナブルさのため私もよく利用しています。
夜のツアーなので、お店や教会内を回ることが出来ないかもしれませんが、夏季は夜でも明るいので街の雰囲気はつかむことが出来ると思います。
料金が少し高いのが難点ですが、プロジェクションマッピングを見ようとするとルーアンに宿泊しなければならなくなるので夜時間の都合が合うのであればこれはこれでアリかもしれません。
次回は、実際にルーアンへ向かいます。
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