KENです。
前回は、ブーランジュリーのデュ・パン・エ・デジデ（Du Pain et des Idées）でエスカルゴのパンを買いました。
今回は、近くにあるサン・マルタン運河でのんびりしつつ買ったパンを食べます。
パリは華やかな印象がありますが、汚い部分も当然あります！
たまには、汚い部分を知ることも良いことだと思います。
人は歴史から学ぶと言いますし。
ただし、食事中に当記事は読まないでください📖
デュ・パン・エ・デジデの左方向に木々と水辺っぽい気配がするので、あの辺がサン・マルタン運河だなとすぐに分かります。
サン・マルタン運河（Canal Saint Martin）
1802年にナポレオン・ボナパルト（Napoléon Bonaparte）が、パリにウルク川（Ourcq river）からの新鮮な水を流すための水路を作る事を目的に発案しました。
理由は、赤痢菌やコレラが蔓延しないようにするためです。
当時は、川に糞尿を垂れ流していたというのを聞いたことがあるので、そこから病気などが蔓延しやすくなります。
家にトイレがないため、窓から庭や道に排泄物を投げ捨てていたなんて話もあるくらいです。
1825年に運河が完成する頃には、衛生環境が良くなり、食品や建材などを運ぶ貨物船も通るようになりました。
★★★
トイレ話は現代にも通じるものがあって、震災などが起きると水が流れなくなる問題が発生します。
ですので、防災グッズの中に簡易トイレを準備しておくことをオススメします。（私も準備しました）
パリの衛生事情
※さらに汚い話が出て来ますので、食事中の方は読み飛ばしてください
さすがに、今は人の排泄物は見かけませんが、犬の排泄物は街中ですら結構見かけます。
特に清掃車が来る前の早朝は足元注意です。
清掃車は水を流して排泄物を側溝の穴に流してくれます。
この車はヨーロッパの特にパリで見かけますので、パリ名物の1つです?
早朝に出かける際には清掃車を見るのも良いかもしれません。
記事を書いていてふと思い出したことがあります。
一番ゴミが酷かったのは、ここから比較的近いサクレ・クール寺院（Basilique du Sacré-Cœur）です。
以前、早朝に行ったのですが、若者が前の晩に飲み捨てたと思われるビール瓶の山が凄すぎました。
近くにゴミ箱が沢山あったのにも関わらず、ゴミ箱の中は空というなんとも悲しいお話でした。
日本は最近ゴミ箱がないというのに・・・
きれいな場所でパン食いたい
ということで、フランスのオシャレな運河だと思って訪ねるのは少し危険です。
実際、私が行った時は人がいないせいでゴミが逆に目立ちました。
運河沿いでパンを食べるつもりでしたがやめました。
結局、Googleマップ上でSquare des Récolletsとなっている幼児用のオシャレな遊具が置いてある小公園で買ったパンを食べました。
パンはピスタッチオ味がおいしかったです。
次にパリに行く時にはまた買いに行くと思います。
★★★
この小公園の近くの通りに、やたらカラフルな店が3つあります。
アントワーヌ＆リリ（Antoine et Lili）で、婦人服や雑貨が売っています。
さすがに朝からはやっていないのでウィンドウショッピングだけになってしまいましたが、ユニークな商品が飾ってありました。
このエリアは若者に人気があるので次に行く時はさらにお店が増えていると思います。
ゴミも増えていると思いますが・・・
ここまで、トイレやゴミネタしか書いていませんが、唯一良かったのがビシャ歩道橋（Passerelle Bichat）です。
鉄の橋にしてはオシャレでした🌉
男性用の公衆小便器「ユリトロトワール（uritrottoir）
こーなったらとことんトイレネタを書いていきます。
2018年から試験的に導入されているそうです。
高級住宅街のあるサン・ルイ島近くを通るセーヌ川沿いに設置されたそうで、セーヌ川クルーズツアーをしている人達から丸見え🚻
※大事な部分はもちろん見えないようになっていますが、仕切りがないのでプライバシーゼロ…
サン・ルイ島にはベルティヨンてパリで1番有名なアイスクリーム屋があるので、日本人観光客も結構行くんですよね。
怖いもの見たさでトイレを見たいとも思いますが、アイス食べながらは行きたくないなあ。
トイレネタは何回か書いているので代表的な記事のリンクを貼っておきます。
次回は、運河の近くにあるパリ東駅から地下鉄でクリュニー美術館へ向かいます。
関連商品…地震はいつくるか分からないので早めの準備を
 |
驚異の防臭袋 BOS (ボス) 非常用 トイレ セット【凝固剤、汚物袋、BOSの3点セット ※防臭袋BOSのセットはこのシリーズだけ！】 (15回分) |
