KENです。
今回から、旅行5日目の世界遺産が数多くある街カンタベリー(Canterbury)を全11回で紹介します。
世界遺産のカンタベリー大聖堂がよく特集されますが、他に2ヶ所も世界遺産があるので、そちらも見逃せません。
アイキャッチ画像はセントパンクラス駅にて。
昔撮影したもので、駅のどこで撮ったか忘れてしまいましたが、今回の記事にマッチしていたので選びました。
カンタベリーへ行きたい主な目的は3つあります。
1.セントパンクラス駅から電車で1時間程で行くことが出来る
セントパンクラス駅からサウスイースタン(Southeastern)鉄道の高速列車を使うとカンタベリーウェスト駅(Canterbury West)に1時間ほどで行くことが出来ます。
この高速列車はジャベリン(Javelin)という名前ですが、HITACHI製の電車です。
パディントン駅の近くに日立の整備場があります。
他の手段として、チャリングクロス駅からもカンタベリーウェスト駅へ行くことが出来ますが、1時間45分ほどかかってしまいます。
カンタベリーには、他にカンタベリーイースト駅(Canterbury East)もあり、ヴィクトリア駅(Victoria)から行くことが出来ますが、こちらも時間がかかってしまいます。
※余談ですが、NHKの旅番組「世界ふれあい街歩き」でもウェスト駅から歩き始めていました。
2.世界遺産が多い
- カンタベリー大聖堂(Canterbury Cathedral)
- 聖オーガスティン修道院跡(St Augustine’s Abbey)
- 聖マーティン教会(St Martin’s Church)
と3ヵ所も世界遺産があります。
3.セントパンクラス駅隣のキングスクロス駅は、ハリーポッターファンの聖地
キングスクロス(King’s Cross)駅は、ハリーポッターがホグワーツ魔法魔術学校へ列車で行くのに利用した9と4分の3番線があります。
キングスクロス駅についてはカンタベリーから帰ってから書く予定です。
セントパンクラス駅(St Pancras International)について
地下鉄から降りて駅の構内へ入ると現代的な作りになっています。
しかし、一歩外へ出てみるとレンガで出来た宮殿のような外観(ヴィクトリア朝ネオ・ゴジック建築)と高い時計塔を見ることが出来ます。
この駅は、1868年にミッドランド鉄道のターミナルとして開業しました。
そののち、2007年以降はロンドンとパリ・ブリュッセルを結ぶ大陸列車ユーロスター(Eurostar)の発着駅となっています。
私も以前ユーロスターを使ってパリに向かったことがあります。
途中で、ドーバー海峡トンネルを通るのですが、あっという間に過ぎてしまうので、海中を通った実感は全くありませんでした。
ユーロスターを使う時は出国審査があります。
パスポートを提示して出国スタンプを押してもらうのですが、スタンプが汽車の絵柄になっており、良い記念になりました。
次回は、セントパンクラス駅に向かい構内を散策します。