KEN@VoyageKenです。
今回はようやく、クリスマスマーケットの中心地コルマールを観光します。
これまで別のクリスマスマーケットへ行くためのシャトルバスを利用するために駅前のバス停しか行かなかったので、結構楽しみにしていました。
アイキャッチ画像は、コルマールを歩いている時に見つけた看板
クリスマスマーケットの中心部には歩いていくことになります。15~20分くらいです。
バスもあるにはありますが、本数も少ないし中心部までは行きませんので歩くことにしました。
コルマール編は前後編に分けてお届けします。
前編は美術編。ウンターリンデン美術館とドミニカン教会+キモイ顔?を鑑賞します。
後編はマーケット編。コルマールはマーケットが数か所に分かれているので個別に紹介していきます。
ストラスブールからコルマールのクリスマスマーケットへの行き方
ストラスブールから電車約30分でコルマールへ。本数もあるのでグーグルマップで旅行プランに合う時間を探せば良いと思います。
コルマールのクリスマスマーケットは数か所に分かれており、基本歩いていくことになります。
ただし、ウンターリンデン美術館に行ってからドミニカン広場のマーケットを回る方はバスを使っても良いと思います。(本数は少ないですし、あまりメリットはないです)
コルマール駅から歩いて街中を楽しむぞ!
まず、駅を出て昨日までさんざん利用してきたクリスマスマーケット期間中限定シャトルバス(有料)のバス停を素通りします。
そのうち、また乗りに来るよ
そのまま、大通りを北に歩くと大きな公園が見えてきます。
Parc du Champ de Mars
公園のはじっこでは、もみの木を販売している業者を複数見かけました。
聞いたところによると、アルザス地方がクリスマスツリーにもみの木を使用した発祥の地だそうです。
※余談ですけど、アメリカのドラマでクリスマス時期になるともみの木の争奪戦が描かれたりします。
結構大きな公園なので、ここでもマーケットが開かれても良さそうなものですが特に行われてはいませんでした。
公園を過ぎると、
Place Rapp
ラップ将軍はよく知りませんが、左手にブーメラン?を持っている銅像は初めて見ました。
不用意な発言をするとブーメランで跳ね返ってくるので気を付けよう!
広場を過ぎると、街中が見えてきて観光客をボチボチ見かけるようになります。さらに北へ進んでいくと建物に人だかりが出てきています。
La Maison des Tetes, Hotel & Restaurant
日本語にすると「頭の家」です。由来は見ての通りで、全部で105個あるとか。
5つ星ホテルとのことですが、マーケットの時期は宿泊代がいくらかかるのか恐ろしくて聞けない。
今回の旅行で、当初ストラスブールではなくコルマールに泊まることも考えたのですが、旅費が一人30万オーバーになるのでやめました・・・。
キモイ顔の撮影を終えて、道路を挟んで反対側にはカワイイ顔のある美術館があります。
LE MUSÉE HANSI
画家アンシの美術館ですが、お土産ショップとカフェを併設しています。リクヴィルにもアンシのショップがあったのですが、品ぞろえが最悪で何も買わずにすぐ出てしまったので、期待をしていました。
美術館とカフェに寄っている時間はないので、お土産だけ見て次の看板を購入
今回は、ちゃんとしたお土産が買えたので満足しつつさらに北へ進みます。
Musee Unterlinden(大体18:00まで)
まず、グーグルマップから見ると入り口が分かりにくいので注意が必要です。
この美術館は、旧館・新館に分かれており、入り口は旧館側にあります。
その入り口ですが、ウンターリンデン通り(Rue des Unterlinden)側になります。
アンシー美術館からだとウンターリンデンの反対側のクレベール通りに出てしまうので、ぐるっと回って入り口を探すのに苦労しました。
おまけに、グーグルストリートを見ると画像がかなり古いので紛らわしいです。
昔は、ウンターリンデン通りにはバス停が、美術館入り口には柵があったようですが、現在はどちらもありません!
見ての通り、バス停の代わりに水が通っています。
Google様、最新のストリート画像に変えていただけると助かります
ウンターリンデンは、日本語オーディオガイド(無料)がありますので、とても便利です。
先ほども言いましたが、新館と旧館に分かれており目玉は旧館の方が多いです。
旧館の見どころ
回廊
ショーンガウアーの絵画
コルマール出身の画家です。コルマールにはもう一枚有名な絵画があってこの後ドミニカン教会に見に行きます。
イーゼンハイムの祭壇画(3面、12パネル)
その周り
見ての通り教会っぽいなと思ったら、どうやら元々修道院を改装して美術館を作ったとのこと。
そのため、回廊があったりしたわけです。加えて、
内装がスカスカしているためとても寒い!
撮り忘れてしまいましたが、係の人が待機している場所にはヒーターが常設してありました。
新館の見どころ
ピカソ:ゲルニカのタペストリー
ゲルニカといえば、オリジナルの絵画がスペインにあるのですが、ここには何故かタペストリーが展示されています。理由は忘れてしまったので、そのうち追記します。
ピカソは多彩な芸を発揮していて、晩年には絵画の他にも陶器作りにも手を出したりしていました。なぜ、そんなことを知っているかというと、南仏のアンティーブ(Antibes)にあるピカソ美術館に展示してあるのを見たからです。
※他にも、ルノワール、モネ、印象派など見どころはあるので、時間があるときに追記します
お土産コーナー
品ぞろえはまずまずでしたが、やはりイーゼンハイムの祭壇画グッズが多かったです。
もったいなくて、開けてないです。
美術館での鑑賞とお土産買いを終えて美術館を出ます。
先ほど、旧館の話の中にあったコルマール出身のショーンガウアーの描いた有名な絵画がドミニカン教会にあるので、先ほど通った変顔ホテルとアンシー美術館のあった通りを戻って、セリュリエ通りを東へ進みます。
この辺りは、お菓子の店が多くマーケットも開かれていたのですが、その誘惑を振り切り急ぎ教会へ向かいます。
というのも、教会がいつ閉まるかわからないからです。
Église des Dominicains(大体18:00まで)
この教会の見どころはただ一つ!
ショーンガウアーのバラの茂みの聖母の祭壇
詳細については調べてないのでそのうち調べます
お土産コーナー
コルマールは観音開きのお土産がお好きのようね
立体的なお土産は中々見ることが少ないので、変わったお土産が好きな方に渡すにもいいかもしれません。
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ということで、コルマールでの美術鑑賞を終えたので、後編ではコルマールのクリスマスマーケットを回ってさらなるお土産と食事を楽しみます。