KENです。
前回は、ルーアン(Rouen)へ行きたい理由を紹介しつつジャンヌダルク像コレクションを披露しました。
今回は、パリのサン・ラザール駅(Gare Saint-Lazare)からルアーブル行きの8:50頃の電車で出発し、10:00頃にルーアン駅に到着します。
アイキャッチ画像は、ルーアン駅にて
駅に時計塔があるのって、他にはロンドンのセントパンクラス駅くらいでしか見たことがないです。
この街のシンボルが大時計なので、それに合わせているのかも?
ルーアン(Gare de Rouen Rive Droite)到着
Rive Droiteは右岸の意味ですが、セーヌ川の右岸に位置するためです。
ルーアンに到着すると、雨が降っていて街の人々が傘をさしていました。時期もクリスマスがちょうど終わった頃だったので、まだクリスマスの飾り付けが残っていました。
街の中心部には、基本的にジャンヌダルク通り(Rue Jeanne d’Arc)を南に行くことになるのですが、その前に1つ行く場所があります。
ジャンヌダルクの塔(Tour Jeanne d’Arc)
ここは、ジャンヌ・ダルクが幽閉されていた塔です。1204年にフランス国王フィリップ・オーギュストにより建てられたそうです。
入口には、当時の城の構造を示す地図があります。
中を見学することも可能なようですが、見ての通り閉まっていました。
曇った天気のせいもあって、殺風景な雰囲気が漂っており、私も何だか幽閉されたような気分でした。
★★★
塔を後にして、ジャンヌダルク通りを再び南にしばらく進むと、裁判所(Palais de Justice)が見えてきます。
グーグルマップで裁判所を調べてみると、全く知らない駅のホームが出てくるのですが、どうやらトラムが走っているようです。
このトラムですが、ルーアン駅からジャンヌダルク通りを南へ進んで、セーヌ川を抜けるようですが、ジャンヌダルク通りは基本的に地下を通っているようですので全く見かけませんでした。
裁判所を通り過ぎて、左の大時計通り(Rue du Gros Horloge)に入るとルーアンの街のシンボルの大時計が見えてきます。
大時計(Gros Horloge)について
1389年に作られた天文時計です。アーチ(時計の下の部分)の部分は1529年に建てられて、時計はその時に取り付けられました。
中の見学も出来るそうですが時間もないので行きませんでした。
ちなみに、イギリスの有名な画家ウィリアム・ターナー(Joseph Mallord William Turner)も大時計の絵(The Gros Horloge at Rouen, Normandy)を描いています。
ターナーは好きな画家の一人で、2020年からイギリスの紙幣20ポンドの顔になるので名前を覚えておいて損はないと思います。
で、肝心の大時計の絵画ですがロンドンのテートブリテンにあるそうです。テートブリテンには行ったことがあるにもかかわらず見覚えがないと思ったら、予約でしか見れないそうです😞
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次回は、ルーアン観光のハイライトの1つルーアン・ノートルダム大聖堂に向かいます。