KENです。
前回は、茨の冠がなくてガッカリしました。
今回は、気を取り直して、宝物殿で気になったものを紹介して、お土産コーナーへ向かいます。
紹介をする前に宝物殿の地図が公式ページにあったのでリンクを貼っておきます。
地図が小さくて見辛いですがそれほど広くないし出入り口も一ヶ所なので、迷うようなことはありません。
まずはこちらから紹介します。
サンクロードの十字架の聖遺物箱
前回、茨の冠の破片と勘違いしたアレです。
サンクロードの十字架の聖遺物の信憑性は、アヴィニヨンのセレスタン修道院でルネ王によって15世紀に示され、1895年に正式に認められました。
この句最適なゴシックスタイルの聖遺物箱はジュアン参事会員の遺産のおかげで建築家ジュールアストリックのデザインに基づいて製作された。1900年のパリ万博で展示されて好評を博したとのこと。
カメオの大群
これだけ集まると壮観だったので。調べてみると聖ぺテロから現代までの教皇を模したものだそうです。元々はローマにあったもので、全部で268個あったらしいですが、火災でなくなってしまったものもあるそうです。
サン・ドニ像
サン・ドニさん(St Denis)はパリで最初の司教で、斬首された自分の首を持って数キロ先まで歩いた伝説があるそうです。ノートルダム大聖堂の門にもサン・ドニの首なし像があります。
ステンドグラス
ステンドグラスが開いているのを初めてみたのでアップしました。
聖遺物を入れる容器について
ここには、豪華絢爛な聖遺物の容器が複数展示されています。
豪華なことには理由があって、聖遺物は人の骨や灰なので、ぱっと見ただけだと良く分からないので、豪華にして偉大さをアピールするというわけです。
また、聖遺物はウィルトゥスというエネルギーを発しており、そのエネルギーは容器にも伝わるので、容器も聖遺物化するとのこと。
胡散臭い!
聖遺物の容器には様々な種類があって、箱型、筒型、瓶やカプセル等はもとより、人間の身体部位をかたどった、頭型、手型、足型などもあるそうです。
中には、聖遺物箱を入れる箱もあったとかで、もうメチャクチャです。
聖遺物化の無限ループやー!
※ルーブル美術館に何点か聖遺物が展示されていたので、ルーブル美術館の記事を書いたときにリンクを貼ります。
お土産タイム
メダイユを買いました。
やっぱり保存用にはパッケージされた方が良いです。
次回は大聖堂を出て大聖堂の横から裏手まで散歩します。