フランスその74(パリ編PART51)【マリーアントワネットが愛した村アモーから帰れない…】

Le Hameau

KENです。

前回は、ベルサイユ宮殿までの行き方と便利なプチトランの説明をしました。

今回は、プチトリアノン・グラントリアノン・アモーを見学して帰ります。

まずは、プチトランでグラン・トリアノン停留所(Mini train – Grand Trianon stop)まで行きます。

グラン・トリアノン(Grand Trianon)

Grand Trianon

ここは、ルイ14世が愛人のマントノン夫人と過ごすために建てられた建物です。1670年に建てられた時には、陶磁器で出来ていたのですが崩れてしまいましたw

ですので、1687年に改装され今のようなバラ色の大理石で出来ています。

続けて、お隣のプチ・トリアノンまで歩いて行きます。

プチ・トリアノン(Petit Trianon)

Petit Trianon

ここも同じく、ルイ14世がポンパドゥール夫人の為に建てた建物です。ただポンパドゥール夫人は政治にも長けた女性でルイ14世の愛人でありながら有能な秘書でもあったそうです。

ただ、ここが出来た時には既にポンパドゥール夫人は亡くなっていたので、めぐりめぐってマリー・アントワネットのものになります。

※外観は大したことがなくて写真を撮り忘れました・・・グラントリアノンよりはちゃちいし

さて、プチ・トリアノンを出ると急に草むらと川の田舎道に入ります。

Country Road

ここをしばらくするとギリシャ神殿風の建物が見えます。

愛の神殿(Temple de l’Amour)

Temple de l'Amour

下の天使の像のモデルは、マリー・アントワネットの愛人フェルセン(Hans Axel von Fersen)とのこと。

愛人といってもフェルセンは一途な男だったらしくマリー・アントワネットの国外逃亡の手引きを画策したり、アントワネット処刑後も他の女性とは縁を持たず、「アントワネットが死んだ時に私も死んだ」と言っていたそうです。

マリー・アントワネットの村里ル・アモー(Le Hameau)

Le Hameau

ここではのどかな風景を楽しむことが出来ます。

Cow

ここでは、フランス人のカップルがフォトウェディングを行っていました。ベルサイユ宮殿だと人が多いので歩きにくいし目立ちすぎますが、ここではゆったりと撮影できるので、このカップル良い選択をしたなと思いました。

か、帰れない

さて、一通り見終えたので、プチトランで宮殿前まで戻ろうと思ったら既に最後の便が行ってしまっていました。

ホームページだとこの時期は19:00までになっていたので大丈夫かと思っていたらトンデモナイ。最終便は17:00でした!プチトランの停留所の時刻表にはキチンと書いてあったので、プチトランを降りた際には必ず時刻表を確認してから見学をしてください。

で、結局グラン・カナルまで歩いて戻って宮殿の方へ戻ろうとしたら今度は、宮殿への道が係員に封鎖されてしまいます。

結局、最後に出たのがグーグルマップ上のLa Lanterneの近くの道路です。

D10 78000 Versailles

地図を見ると分かりますが、かなりへんぴなところに出てしまいます。駅までは一本道ですがかなりの遠回りをさせられてヘトヘトになってしまいました。

次回は、せっかくなのでベルサイユ宮殿についても紹介します。