KENです。
前回は、カンタベリー大聖堂(Canterbury Cathedral)内のベルハリータワーを見学しました。撮影ガチ勢が沢山いる中、私もガチで撮影を行いました📷
今回は、見学の続きをします。
アイキャッチ画像は、大回廊(great cloister)にある、トマス・ベケット暗殺の場面が描かれた要石のレプリカ。
うまくデフォルメがされていたので、雑貨として売ってほしいぐらいです。
大回廊から聖堂内に戻りトマス・ベケットの殉教した場所に向かいます。
トマス・ベケットの殉教した場所(Martyrdom Of Thomas Becket)
さすがに、実際に殺害に使われた剣ではありません(どーみても金属ではないですし)
これは1986年にジャイルズ・ブロムフィールド(Giles Blomfield)によって作られた彫刻です。
これを見た時に違和感を覚えます。
ベケットは四人の騎士に暗殺されたはずなのに剣が三本しかありません。(その40のベケット暗殺の話も参照ください)
調べてみましたが、2本の剣とその2本の影で2本の剣を表しているアーティスティックなオブジェみたいです。
ただ、そうすると真ん中の尖ったものはいったい何なのか疑問です。
推測になってしまいますが、真ん中の部分はベケット自身を指しているのではないかと考えます。
続けて
トマス・ベケットのステンドグラス
一番下の一番大きい人物がトマス・ベケットです。個人的にそれほど印象がなかったので写真を探すのが大変でしたw
恐らくトマス・ベケットが起こした奇跡を描いているのだと思われますが、内容までは分かりませんでした。
ちなみに、カンタベリーの街の紋章(Arms of Canterbury)はトマス・ベケットの紋章である三匹のベニハシガラスとイングランドの獅子を合わせたものだそうです。
撮影したものがなかったので、wikipediaで紋章を見てみてください。
続けて、奇妙な光景が目に入ってきます。
エドワード黒太子(Edward Black Prince)の葬儀で使われたアイテムの数々
衣服類が宙に浮いていて、何かの処刑シーンかと思いました。特に手袋が妙にリアルに作られているので、不気味で怖かったです。
で、これは何かというと100年戦争で有名なエドワード黒太子(Edward Black Prince)の葬儀で使われたマント、カブト、コテだそうです。(処刑シーンではなかったけどちょっと近かったかな?)
黒太子ことブラックプリンスは、100年戦争(1337年~1453年にフランスとイングランドで勃発)のイングランド側の英雄です。
ただ、ここで痛恨のミスをしました。この衣服類の真下にはブラックプリンスの墓があるらしいのですが、カンタベリー訪問の際には全く知らなかったことに加え、この宙に浮いたものの撮影に気を取られて下まで見ていませんでした。
一方、フランス側の英雄と言えば有名なのがジャンヌダルクになります。
ブラックプリンスは100年戦争前半の英雄、ジャンヌダルクは後半の英雄なので直接の接点はないんですけどね。
ジャンヌダルクについては、当ブログで度々取り上げているので「ジャンヌダルク」で検索してみてください。
個人的なお気に入り
軍関係者?と旗の数々
個人的には1番のフォトスポットだったのですが、調べても何の部屋なのか分からずじまいでした。リーフレットにもこの場所の説明が書いてありませんでした。
英語を読むと将軍(GENERAL)や大佐(COLONEL)といった軍の階級が書いてあったので軍関係者に関連したものだと思われます。
※海外ドラマ「NCIS(ネイビー犯罪捜査班)」でしょっちゅう階級の話が出てくるので覚えてしまいました。
NCISは、元海軍のギブス捜査官というナイスミドルが、個性豊かな部下を連れて海軍絡みの事件を追うサスペンスドラマです。
アメリカナンバーワンドラマなので、海外ドラマに興味がある方は一度見ても良いと思います。
次回は、お土産タイムと街の散策をして帰路に着きます。
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