イギリス2017その56(ロンドン編PART11)【入場無料で撮影可能な美術館 ウォレスコレクション】

Wallace Collection

KENです。

前回は、シャーロックホームズ博物館(The Sherlock Holmes Museum)に併設しているお土産屋でポストカードや陶器の家を買いました。

今回は、博物館を後にしてウォレスコレクション(The Wallace Collection)へ向かいます。

アイキャッチ画像は、ウォレスコレクションの一室にて

絵画から陶器まで様々なものが展示してあり、無料で見ることが可能です!

博物館の前にある、ベイカーストリート(Baker St)をほぼ真南へ10分程進みます。

その後、ジョージストリート(George St)を東に進むと、ウォレスコレクションの裏手に出るので、そこを南へ進むと小さな公園と正面入り口が見えます。

ウォレスコレクション(Wallace Collection)の歴史

※外観を撮った写真がなくすみません。間違えて消してしまった💦

ここは、1890年に建てられた屋敷(Hertford House)で、四代目ハートフォード侯爵(4th Marquess of Hertford)の主に18世紀フランス美術作品のコレクションが集まっています。

コレクションは、伯爵の死後に非嫡子の息子リチャード・ウォレス氏(Richard Wallace)に受け継がれます。

ウォレスが1890年にパリで亡くなった後、しばらくは未亡人のレディーウォレス(Amélie-Julie-Charlotte Castelnau)がこの屋敷に住み続けるのですが、1897年にコレクションの全てをイギリス政府に寄贈します。

レディーウォレスは同年1897年に亡くなります。その後1900年に、美術館として一般公開され現在に至ります。

ウォレスコレクションですが、「他の美術館への貸し出しが一切禁止」なのでここでしか見られない作品が数多くあり、レア物大好きな私にとっては格好の獲物です!

ウォレスコレクションの特徴

詳しくは次回以降に説明しますが、個人的なポイントが6つあります。重要な順番に特徴を並べてみました。

  1. 入場無料!
  2. 撮影が可能!  ※フラッシュは駄目です
  3. コレクション全て「他の美術館への貸し出しが一切禁止」なので、ここでしか見られない作品(特にフラゴナール作品)がある
  4. 建物が2階建てなので、鑑賞にそれほど時間がかからない
  5. 陶器・宝飾類・貴族っぽいオシャレな内装
  6. 東洋・西洋の武器コレクションが豊富であること

※二階建てと書きましたが、地下1階もあります。ただし、今回訪れた2017年は改装中でほとんど使われていませんでした。

ルーブル美術館等の巨大美術館だと、「見たかった作品が他の国に貸し出されていた」なんて経験がある方もたくさんいるのではないでしょうか?

ノープロブレム。その心配はありません!

ツッコミ担当

何かの宣伝みたいだな

実際、ルーブル美術館で「絵画4枚で1作品」のうち2枚が貸し出されていた苦い経験がありましたので。まさに、楽しさ半減です。

次回は、実際にウォレスコレクション内を見学します。