KENです。
前回までは、旅行6日目のロンドン観光ウォレスコレクション・プレスタット・マチルダ・momoについて紹介しました。
今回は、旅行7日目の予定を説明します。
ナショナルギャラリーは最近撮影がOKになったということで、是非行こうと思っていたのですが・・・
アイキャッチ画像は、以前撮影したナショナルギャラリーにて
良い写真がなかった・・・
7日目の予定
- 美術館のテートブリテン(Tate Britain)でターナー(J.M.W Turner)の絵画を見る
- 美術館のナショナルギャラリー(National Gallery)でやはりターナーの絵画を見る
- コヴェントガーデン(Covent Garden)でランチと買い物
- 紅茶のトワイニング本店(TWININGS)と併設の博物館
- テンプル教会(Temple Church)
- タワーブリッジの見学(Tower Bridge)
疲れてて全部はムリーーー
特に、2つの美術館を見て回るのは、体力いるし撮影で目も使うので、とても無理と判断しました。
どちらかをカットしようと考え、ナショナルギャラリーをカットすることにしました。理由は以前行ったことがあるからです。
ナショナルギャラリー(National Gallery)とターナー(J.M.W Turner)作品
2012年に訪れた時は、撮影禁止だったのですが、最近撮影が可能になったとのことで、ターナーの絵画をもう一度見つつ撮影したかったんです。
ターナーについての情報は、次回からのテートブリテン編で詳しく説明しますが、
ナショナルギャラリーには、ターナー作品で有名な絵画が2つあります。写真はないので、Wikipediaのリンクをそれぞれに貼ってあります。
1.解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号(The Fighting Téméraire tugged to her last Berth to be broken)
ターナー作品で一番有名なのがテメレール号であり、映画「007スカイフォール(Skyfall)」にも出てきます。
この絵を見て、武器開発担当のQが「解体寸前の古くて大きな軍艦(=体力のピークを過ぎた007)」と言い放ちます。
一方、ダニエルクレイグの演じる007が、絵を見て「この船は戦っている」と返すのがまたカッコいいんです!
ターナーが定期船でロンドンに戻る途中で、テメレール号が曳航されるのを目撃して、その場でスケッチをしたともいわれているそうですが、正確なことはわからないみたいです。
テメレール号が最後にどうなったのか気になったので調べて見ました。
ターナーがこの絵を描いた1838年に、解体のため売却され、廃材は教会の建設などに利用されたそうです。
なお、テメレール号は、ネルソン提督が活躍したことで有名なトラファルガーの海戦( The Battle of Trafalgar )にも参加したということで、ターナーの作品に海戦をモチーフにした絵画があります。
グリニッジ天文台(Royal Observatory, Greenwich)近くの海事博物館(National Maritime Museum)に海戦の絵画があるので、旅行最終日にグリニッジ天文台へ行くので時間があればついでに行こうと考えています。
2.雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道(Rain Steam and Speed the Great Western Railway)
私が一番好きなのがこの汽車の絵で、以前にナショナルギャラリーで大変感動し、ターナー作品を知るきっかけともなりました。
テメレール号の絵は一目で船だと分かりますけど、汽車の方はわずかに汽車っぽいのが見えるみたいなー。
ターナーの後期の絵は、乗り物が風景に溶け込んだ絵がほとんどです。
ゴッホの精神が病んでいくにつれて、糸杉の形がよりウネウネしていくのと似ているかもしれません?(ターナーは病んでないですけど・・・)
この汽車の絵画にハマったからこそ、他のターナー作品にも興味がわいたので、ターナー作品が数多く展示してあるテートブリテンへは是非行きたいと思ったわけです。
買い物などの予定
コヴェントガーデンは昨日寄りましたが、カップケーキ食べてミュージカルを見るだけで終わってしまったので、買い物がしたいんです。
トワイニング本店は、今回の旅行でまだ紅茶専門店に行ってなかったので、専門店で紅茶を買いたいと。
王室御用達のコーヒー屋 H R Higginsで、ブルーレディーというグレープフルーツの紅茶を買いましたけど、ここはあくまでコーヒー屋なので。詳しい記事はコチラ
テンプル教会は、トワイニング本店から近くにあるのでついでです。
タワーブリッジの開閉が見たい!!
タワーブリッジといえばロンドンの名所の1つです。以前、行ったことがあるのですが、タワーブリッジの開閉だけは見ていなかったので今度こそ見てやると。
タワーブリッジは、高さのある船が来ると開閉するようになっていて、開閉スケジュールが公式ホームページで分かるようになっています。
ある程度のスケジュールは決まっていますが、直前になってからホームページに載る予定が多いので、急に見たくなった時も1度ホームページを見てみてください。
昼夜問わず開閉はありますので、タイミングの良い時間を選択してください。
ちなみに、私はタイミングが合えばマジックアワー(太陽は沈んでいるんだけど、まだ少し明るくて鮮やかな空を演出するわずかな時間帯)かライトアップされた夜の時間帯を撮影するつもりです。
次回は、旅行7日目テートブリテンへ向かいます。
関連商品・・・ナショナルギャラリーのターナー作品は、この映画で見るもんね!