ベルギーその13(ブリュージュ編PART5)【ミケランジェロ作の聖母子像がある聖母教会】

KENです。

前回は、マクシミリアンで(Maximiliaan van Oostenrijk)ランチをしました。

今回は聖母教会へ向かいます。

アイキャッチ画像は、聖母教会前にて

レストランを出ると、すぐ横のワインガールト通りは馬車が行き交っています。

馬車といえば、オーストリアのウィーンやザルツブルクを思いだします。

私は乗ったことないんですけどね🏇

この通りには、馬の水呑場なのでしょうか、馬の顔をした水呑場があります。

そこから、東へ進んでダイヤモンド博物館のある通りを北に進み、川を過ぎた辺りに聖母教会があります。

※ダイヤモンド博物館はまた後で来ます

聖母教会(Onze-Lieve-Vrouwekerk)

大きく2つの見所があります。

1.ミケランジェロ(Michelangelo)の聖母子像(Madonna met Kind)

像のモデルは、聖母マリアと幼子イエスです。

ミケランジェロといえば、イタリアのフィレンツェにあるダビデ像で有名です。

※ダビデのあるアカデミア美術館は撮影禁止だったので写真はありません

ただ、聖母子像と似た構図の像をどこかで見た気がするので、撮った写真を見直しました。

それは、バチカン市国のサンピエトロにあるピエタと似ていることに気がつきました

ピエタとは、磔にされたイエスを抱きかかえるマリア像のことです。

※このピエタは無料で見ることが出来ますがガラス越しになります。

ピエタを撮影した時は、朝イチで行ったので撮影は楽でしたが、サンピエトロから外に出る頃には、この像の前も混んでました。

続けて、聖母教会のもう1つの見所が

2.マリー・ド・ブルゴーニュ(Maria van Bourgondië)の墓

前回、少し紹介しましたが、ローマ皇帝マクシミリアン一世(Maximilian I)の最初の妻です。

落馬事故でなくなったあとここに埋葬されました。

ちなみに、マクシミリアンが崩御されたのち、その心臓がマリーの墓に共に埋葬されたそうです。

※マクシミリアンとマリーは政略結婚ではあったのですが、仲がとても良かったそうです。

しかし、墓を見た記憶がなく写真もありません。

どうやら行った当時は工事中で墓の間に行けなかったみたいです。

公式ページを見ていたら、いまだ工事中のようです。(長すぎる!)

ただ、工事期間中は通常料金6ユーロのところを2ユーロに値下げしているそうです。

当時買ったチケットが残っていたので、見てみたら3ユーロになっていましたけどね・・・

工事中だった教会に行くことは度々ありましたが、値下げしているのを見たのはここしかありません。これは神対応ですね!

ミケランジェロの他の作品

ちなみに、ミケランジェロ作品はイタリアを除くと、世界に3ヵ所しかありません。

1つ目は、ブリュージュの聖母子像

2つ目は、フランスのルーブル美術館にあります

  • 写真中央が瀕死の奴隷
  • 左が反抗する奴隷

名前の通り、宗教関連の像ではないので、宗教的価値では聖母子像のが上かもしれません。

3つ目は、ロシアのエルミタージュ美術館にありますが、ロシアは空港しか行ったことがありません。

次回は、いよいよ個人的なハイライトの1つであるタペストリーを買いに行きます!