KENです。
前回までは、シャンボール城（Château de Chambord）の見学と歴史ショーの鑑賞をしました。
今回は、巡回バス（Navette Château）でブロワ（Blois）まで戻り星付きレストランでディナーにします。
アイキャッチ画像は、レストランのメニュー表ですって見れば分かりますね
バスで18時前にブロワまで戻ってきました。行きも帰りも特に渋滞などはなく定刻通りでした。
当初の予定では、終点ブロワ駅で降りる予定でした。というのも、駅近くにあるまだ行ったことがないスーパーのアンテルマルシェ（Intermarché）へ行こうかなと考えていたからです。
ただ、既に疲れていたこととブロワ編PART3で紹介した通りブロワ城近くのバス停にも止まるので、このバス停で降りてブロワ城で夜のプロジェクションマッピングのチケットを購入後、とっととホテルに戻って一旦休憩しようということになりました。
ただ、1つだけちょっとした問題が発生しました。
行きと帰りで降りるバス停が違う！
行きのバス停はChâteauで、帰りはMonsabréです。
この辺りは一方通行なので、行きと帰りで微妙に降りる場所が違ったみたいです。この程度ではトラブルとまでは行かないですけどね。
ただ、行きのバス停とそこまで距離に差はなく、宿泊しているホテルモナーク（Hôtel-Restaurant Le Monarque）にはこちらの方が近いのでむしろ助かりました。
ちなみにここも巡回バスの時刻表が貼っていませんでした。
ということでバスを降りて、ブロワ城へ向かい夜のプロジェクションマッピングのチケットを購入しておきます。詳細は次回紹介します。
その後、一度モナークへ戻って少し休憩をします。
そして一旦シャワーを浴びてスマートカジュアルな服装に着替えます。これから向かうレストランにラフな格好ではさすがに行けないからです。
そしてホテルからお目当てのレストランへ向かいます。ホテルからはガロワ通り（Rue Gallois）～ドクター・ジャン・レグ通り（Avenue du Dr Jean Laigret）と大通りをまっすぐ進むだけなので簡単です。
Restaurant l’Orangerie du Château
ここは、ミシュラン１つ星のレストランです。写真左下の丸印のところにミシュランの赤いロゴがあると思います。正面入り口はここです。
この辺は坂が多く、Googleマップだと入口が非常に分かりづらいです。ドクター・ジャン・レグ通りからこの門を通って中に入ります。
予約方法
平日とはいえさすがに予約をしました。公式ページから日付を選びます。
そこから別のページへ飛びます。そこでただ予約をするか、あらかじめコース料理を予約しておくかを選択します。
私は、オランジュリー（Orangerie）コースにする予定でしたが、とりあえず20:00から予約のみにしておきました。
中の様子
19:40頃に到着しましたが、半分くらい席が埋まっていました。
娘さんの誕生日を祝う家族や老夫婦など皆さん正装かスマカジです。
一人だけ高校生くらいの少年がMARVELっぽいヒーローもののTシャツでしたが、サラリーマン風の兄はビジネススタイルな格好だったのでまあアリかと。
注文したもの
メニューのリンクを貼っておきます。それぞれのコース料理名がタブをクリックすると表示されますので、あとは予算とのご相談になります。
メニューというかコースは決めていたので気楽でしたが、ワインに迷いました。
iPadで値段とボトルの写真を見せてもらい、ワインをチョイスしました。この辺の細かいサービスも１つ星ならではです。
アミューズ（料亭の突き出しみたいなもの）
のり巻き、唐揚げパン、見た目はメロンだけどキュウリのヨーグルト？
アスパラガスの手間ひまかけて泡立てたクリームスープ
メイン
ラングスティーヌ（Les Langoustines,Gaufre parmentière – Fenouil – Chorizo – Cresson）
トリップアドバイザー等でも一番写真が載っています。私は食べませんでしたが、同行者がシュリンプがプリプリでとてもおいしかったと言っていました。
フォアグラ（Le Foie Gras de Canard,Melon – Vin « Epines Noires » et Groseille）
フォアグラの周りをワインでコーティングしていたせいか初めはグレープっぽい味がしました。フォアグラは好みがかなり分かれると思いますが、私は大好きです。
ここのフォアグラは今まで一食べた中でも特に味の濃厚さと繊細さが際立っています。日本で言えばウニの味をさらに凝縮したような味とでもいうのでしょうか。語彙力なくてスミマセン
フィレ肉（Le Bœuf Simmenthal pris dans le Filet,Poireau – Huître – Echalote confite et graines de sarrazin）
ちょうどいい柔らかさにアーモンドのカリッとした食感が最高でした。
トマトソースをかかたスズキ（Le Bar,Fine Ratatouille – jus de Tomate épicée et tranché à l’Olive）
デザート
フランボワーズサンド（Le 1000 F,Citron – Basilic – Framboise）
チョコ（Le « Rocher » blésois,Dacquoise Choco-Amande – mousse lactée – Caramel）
チョコが超濃厚でした。砂糖がついてきたような気がしましたが、いらない
感想
最高のひと時でした。この後予定がなければもっとじっくり食事をしたかったです。高級レストランの食事はじっくりと味を楽しみながらワインを飲むのが一番です。
ミシュランガイドの宣伝したいんだけど・・・
翻訳版とか出ていないんですよね。地球の歩き方だけだとちと物足りないので、Googleマップやトリップアドバイザーで調べるのは手なのですが、1つだけオススメを紹介しておきます。
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ロンリープラネットは海外ではメジャーな本で、広告が一切ないので公平な意見が書かれています。本屋によっては売っていないし写真がほとんどないですが、情報量は豊富です。
日本語版もあまり見かけないので難易度は高めですけど、試しに立ち読みまたは図書館で読んでみるのも良いと思います。
kindle unlimitedに加入している方はタダで見られますよ！
次回は、レストランを出てほぼお隣のブロワ城でプロジェクションマッピングを鑑賞します。
