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フランスその16(ルーアン編PART6)【ジャンヌダルクのお土産&処刑広場&教会】

Église Sainte-Jeanne-d'Arc

KENです。

前回は、ファイアンス・サン・ロマン(Faïences St Romain)でルーアン焼のお皿やネコの陶器を買いました。

今回は、店を後にして、ジャンヌダルク教会(Église Sainte-Jeanne-d’Arc)へ向かいます。

アイキャッチ画像は、ジャンヌダルク教会。写真左のほうに映っているのはなんと魚市場です!

このシチュエーションは何気にレアです。海辺の町でもなかなかないパターンだと思います。

ジャンヌダルク教会へは、その2で紹介した大時計(Gros Horloge)と時計通り(Rue du Gros Horloge)よりさらに西へ向かいます。

その途中でガイドブックにも紹介されているお菓子屋があります。

 Auzou Le Chocolatier Normand

マカロンとショコラが有名なお店で、「ジャンヌダルクの涙」と呼ばれるアーモンドチョコが特に有名です。

商品タグはスキャンしてありましたが、チョコの写真は残念ながらありませんでした。

ジャンヌダルクの涙は買って食べましたが、味は正直ビミョーでした。

オンフルール編 PART3で購入したオンフルールの石だたみの方が格段に美味しかったです。

ただ、ジャンヌダルクは有名ですし、ルーアン土産としては分かりやすいかなと思います。

※もう一つ、ルーアンには名物のお菓子「シュクル・ド・ポム」というのがありますが、この街のモノプリ(Monoprix)にも見当たりませんでした。

店を後にして、さらに西へ進むと旧魚市場であったヴュー・マルシェ広場(Place du Vieux Marché)が見えてきます。

ヴュー・マルシェ広場とジャンヌダルクの火あぶり処刑

この広場で、ジャンヌダルクが1431年5月30日朝9時(水)にわずか19歳で火あぶりの刑に処せられました。フランスのシャルル7世のご都合とイギリス軍の策略で、魔女裁判にかけられ魔女にされてしまったのです。

シャルル7世はイギリスと和平交渉をしたかったのですが、ジャンヌがパリ進撃をする気マンマンで厄介者になったので、イギリス軍に捕らえられた時に助けもしませんでした。

魔女にされた理由はざっくりと2つあります。

  1. 男装していたこと=カトリックの教えに背いている
  2. 神や天使の声を聴いたこと=カトリック教会をさしおいて人間が神の声を聴くはずがない

神や天使の声とは具体的に、聖ミカエル・聖カトリーヌ・聖マルグリットをさしています。

興味がある方は、聖ミカエル・聖カトリーヌ・聖マルグリットについては、次の記事を参照ください。


ベルギーその23(ブリュッセル編PART9)【ミカエルとギュデュル】 - お土産大好きKENさんの素人旅行はいかがでしょうか

 

 

 

14世紀~17世紀のヨーロッパでは、黒死病の流行、ハイパーインフレ、宗教改革運動などで民衆の不安が溜まっており、そのはけ口にされたのが「魔女」でした。

魔女裁判の拷問でググると、エグーイ拷問方法が出てきますので、興味のある方は調べてみてください。(火あぶりがまだマシに聞こえてくるかもしれません)

ヴュー・マルシェ広場には、三台の桟敷(見物席)がしつらえられ、離れた場所に薪を高々と積み重ねた台が建てられ、ジャンヌを薪の積まれた火刑台の上にのぼらせます。

ジャンヌは火刑直前に、「おお、ルーアンよ、お前が私の死について苦しまねばならないのではないかと、とても心配です」と訴えます。

そして、上ってきた炎が届いた瞬間には「水を!」と恐怖したそうです。

しかし、一瞬で我に返り「私の聞いた声は神からのものです。私の声は私をだましはしませんでした」と言葉を遺しました。

お土産にもなっているジャンヌダルクの涙は、火刑台に上がるところから炎が届く瞬間までに流したものかもしれませんね💧

まさに火がかけられる瞬間を描いたステンドグラスの様子がコチラ。オルレアンのサント・クロワ大聖堂にあります。

その後、4時間もかけて焼き尽くされ、骨灰はセーヌ川に投げ捨てられました。

何故焼き尽くすのかというと、確か魔女は灰にまでしないと復活してしまう噂があったからと何かで読んだ気がします。

加えて、聖遺物として奉られると困るというのがあったと思います。

聖遺物とは、聖人の遺骨や灰、又は聖人の着た衣類などをさします。

聖遺物にはパワーが宿っていると信じられていたので、「私はジャンヌダルクのパワーを受け継いだ者だ」とか言い出す輩が出かねないからです。

ということでジャンヌダルクの聖遺物の偽物がコチラ。シノン城の展示室にありました。

 

毎年ジャンヌ・ダルクの命日には、彼女の功績と悲劇をしのんだ祭が行われているそうです。

その火あぶりが行われた場所の跡地にジャンヌダルク教会があります。

ジャンヌダルク教会(Église Sainte-Jeanne-d’Arc)とは

この教会が建てられたのは1979年で、外観は海をイメージしたモダンな作りになっています。教会のすぐ横には魚市場(Poissonnerie des Halles)があり、教会前はレストラン街になっていますので、ジャンヌダルクの悲劇を連想させるものは何もありません。

教会内部も現代的な作りになっています。ここにあるステンドグラスは、現存しないサン・ヴァンサン教会から移された16世紀のもので、キリストの生涯が描かれたとても美しいものとなっています。

その13で紹介したルーアン・ノートルダム大聖堂には、ジャンヌダルクをモチーフにしたステンドグラスがあったのですが、ジャンヌダルク教会にはなかった点が少し残念でした。

クリスマス時期だったので、ここでもキリストの降誕をモチーフにしたジオラマがありましたが、他の教会のものと違い、リアル路線でなくデフォルメされたものが展示されていてとても見やすかったです。

★★★

ジャンヌダルクの生涯をステンドグラスにしたものがオルレアン(Orléans)のサント・クロワ大聖堂(Cathédrale Sainte-Croix d’Orléans)にあります。

2018年に訪れたので、その時の記事も参考にしてみてください。

 

 

次回は、陶磁器博物館(Musée de la Céramique)を回って帰路につきます。

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