フランスその40(パリ編PART17)【長蛇の列でなかなか中に入れないカタコンブ】

Catacombes de Paris

KENです。

前回は、リュクサンブール公園・宮殿を見学しました。

今回は、以前行った地下納骨堂カタコンブを紹介します。

アイキャッチ画像は、カタコンブの入り口付近にて

見ての通り迷宮への入り口ですが、地上の入り口も迷宮入りしていますよ!

Googleマップを見ていたら、リュクサンブール公園からカタコンブが近いことに気づいたのでついでの紹介します。

 

カタコンブ・ド・パリ (Catacombes de Paris)

カタコンブとは地下納骨堂のことで、地下納骨堂にはおよそ600万個の人の遺骨が納められており、パリの地下採石場の名残であるトンネルと改造された洞窟が遺骨で埋められています。

トリップアドバイザーでは、2018/05現在で観光スポット157位と微妙なランキングです。

日本人観光客は、私達以外に誰もいませんでした。

リュクサンブール公園からカタコンブへ

公園を東側の出口から出ます。

その39でも紹介しましたが、公園出口の先にRER リュクサンブール(Luxemburg)駅の地下入口があるので、そこから南へ向かうB線に乗って、2つ目のダンフェール・ロシュロー(Denfert-Rochereau)で降ります。

地上へ出ると、ライオン像のあるダンフェール・ロシュロー広場(Place Denfert-Rochereau)に出ます。

Statue of Lion near Place Denfert-Rochereau

大混雑!

この日は、朝一で行ったのですが、既に広場を円で囲むように長蛇の列が出来ていました。

Place Denfert-Rochereau

並んでいる観光客は、時間を潰すために近くでパンを買って列に戻ってきたり、水を売るお兄さんが回ってきたりと、まるでどこかのテーマパークのような光景です。

アールヌーボーの建造物

私はと言えば、その辺を記念撮影して時間を潰しましたが、1つ面白いものを発見しました。

art nouveau

地下鉄への入口ですが、オシャレな作りになっています。

これはアールヌーヴォー様式(art nouveau)です。

19世紀末から20世紀初頭にパリやブリュッセルで流行った様式で、女性的な曲線を多用しているのが特徴です。

建築の分野では、大量生産が可能になった鉄・コンクリート・ガラスを建材に取り入れつつも内装には伝統的な装飾を施すという大胆な組み合わせが特徴です。

写真も撮り終えてやることがなくなってきたところで、奇妙なイベントが発生しました!

長蛇の列からぼわっと

インチキオジサン登場?

フリップを持った係員と思われるおじさんが現れて「30ユーロ出せば優先的に入場できるぞ!」と言って列を回っていました。

※正規の料金は当時8ユーロ

胡散臭いことに加えて料金が高すぎたので、列に並んでいた観光客は一人として払っていませんでした。

後から調べてみると、カタコンブは事前予約が出来て、オーディオガイド付きで約30ユーロらしいです。

もしかしたらあのおじさんは、正規の係で当日の予約が可能だったのかもしれません。

正確なことが分かり次第追記します。

★★★

結局、最終的に2時間待たされました。

ここまで待たされたことがあるのは、エッフェル塔(Tour Eiffel)のエレベーターに乗ろうとした時以来です。

カタコンブもエレベーターと同じく入場できる人数が限られているので仕方ないです。

「4時間以上待たされた」とネットに書いている人がいたので、私はまだマシな方だったかもしれません。

ですので、カタコンブへ予約なしで行きたい方は朝早く行くことをオススメします。

そして、ようやくチケットカウンターのあるアンリ・ロル=タンギー大佐大通り(Avenue du Colonel Henri Rol-Tanguy)側にたどり着きました。チケットカウンターで8ユーロを支払います。

次回は、実際にカタコンブ内部を見学します。

関連商品・・・やっぱオリジナルバージョンのBBクイーンズが一番です。

おどるポンポコリン


さくらももこさんへ、ご冥福をお祈りいたします