フランスその39(パリ編PART16)【パリで一番有名な公園リュクサンブール公園】

KENです。

前回は、パティスリー・セバスチャン・デガルダン(Patisserie Sebastien Degardin)で、スイーツを買いました。

今回は、リュクサンブール公園で買ったスイーツを食べながらのんびりします。

アイキャッチ画像は、、昔パノラマ撮影したもの

画質が少し荒いですが、全体的な雰囲気が良く分かるので選びました。

セバスチャン・デガルダンから西の方へ行くと公園の東側に出ます。

何カ所か入口があるようですが、人の出入りが多そうな地下鉄駅RER Luxemburgの地上出口の前にある門から中へ入りました。

 

リュクサンブール公園(Le Jardin du Luxembourg)

パリで一番有名な公園です。

大きさ的にはパリで2位の大きさになります。

ちなみに第1位はラ・ヴィレット公園(Parc de la Villette)で、その29で紹介したサン・マルタン運河のずっと先にある公園です。行ったことはありません。

公園のことを書いていて気付きましたが、公園はフランス語でParcです。

リュクサンブール公園は、庭の意味であるJardinが使われているので、翻訳としてはリュクサンブール庭園が正しいです。

元々は、北側にあるリュクサンブール宮殿(Palais du Luxembourg)に付随する庭園だったのですが、今では市民の憩いの場になっているので公園となったようです。

中の様子も、公園というよりは庭園に近いかなと思います。

椅子で腰掛ける地元の人達や真剣にスケッチをしている学生さんに観光客など沢山の人でごった返しています。

鉱物博物館のあるパリ国立高等鉱業学校は公園隣だし、パンテオンの近くにはソルボンヌ大学などがあるので学生が多いのは当然ですね。

ちなみに、写真に写っている大きなビルはモンパルナスタワー(Tour Montparnasse)です。

モンパルナスタワーとは反対側に先程話に出てきたリュクサンブール宮殿があります。

リュクサンブール宮殿(Palais du Luxembourg)

分かりにくいかもしれませんが、各階ごとに建築様式が違います。

拡大したのがコチラ

下の階から、トスカナ式、ドリス式、イオニア式となっています。トスカナ式とドリス式はほぼ同じで柱がシンプルになっています。

一方、イオニア式は分かりやすくて柱のてっぺん柱頭部分にうずまきのような装飾がされているのが特徴です。

現在は、議会として使われています。

普段は限られた人しか入れないそうですが、ヨーロッパ文化遺産の日(9月の第3土曜日・日曜日)のみは一般公開されるようです。

また、宮殿内図書室には、画家ドラクロワ(Delacroix)の天井画「エリュシオンの野(LES CHAMPS-ELYSEES)」があるそうです。

※公園内にはドラクロワの銅像もあるらしいです

天井画の名前にかなり聞き覚えがありました。

  1. マンガ聖闘士星矢で、冥界の王ハーデスが支配している楽園として描かれている
  2. LES CHAMPS-ELYSEESってパリにあるシャンゼリゼ通り

天井画をググると、天使達が迎えてくれる楽園のような画が出てきます。

エリュシオンとは、死後の楽園のことです。

つまり、世界一有名な大通りであるシャンゼリゼ通りは、

楽園担当

日本語で極楽浄土通り😲

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リュクサンブール公園のハイライトは、公園中央の泉とリュクサンブール宮殿ですが、個人的に気になったのを2か所紹介します。

マリー・ド・メディシスの泉(Fontaine De Marie De Medicis)

宮殿の東側にあります。

宮殿から近いわりにあまり人がおらず、涼みながら休憩したい方にはオススメです。

元々リュクサンブール宮殿は、イタリアからフランス王室に嫁いできたマリー・ド・メディシスのために、故郷フィレンツェのピッティ宮を模して造られました。

画家ルーベンス(Rubens)がこの人の生涯を描いた連作の絵が、ルーブル美術館にあります。

一番有名なのが、真ん中のマルセイユ上陸の絵画です。

マリー・ド・メディシスは、見た目も能力も大したことがなかったそうです。

しかし、自己顕示欲だけは並々ならぬものがあったので、ルーベンスにとにかく私を偉大に描いてくれと頼んだそうです。

自由の女神像(Statue de la Liberté)

昔撮ったもので、公園の西側にあります。

アメリカにある自由の女神は、元々フランスがアメリカ合衆国独立100周年の記念に贈呈したものです。

一方パリにある自由の女神は、フランス革命100周年を記念して作られたものでリュクサンブール公園に設置されました。

しかし、像が傷みだしたので2012年にオルセー美術館に移設され、現在は公園にレプリカが置かれているそうです。

※写真は2012年より前に撮ったのですので、オリジナル自由の女神

Googleマップにも場所が載っているので、試しに見ても良いかもしれません。

ちなみに、パリにはもう一か所自由の女神があって、こちらはセーヌ川沿いにあります。

セーヌ川クルーズに参加すると見えますよ。

アメリカの女神像は、見たことがないのでいつか見てみたいです。

旅先としてはヨーロッパ大好きですけど、エンタメ・経済においてはアメリカ大好きなので。

次回は、リュクサンブール公園から近くにあるカタコンベを紹介します。

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