KENです。
前回は、パッサージュ・ヴェルドー(Passage Verdeau)を通り過ぎてア・ラ・メール・ドゥ・ファミーユ本店(À la Mère de Famille)でお菓子の詰め合わせを買いました。
今回は、近くにある大衆レストランへ向かいます。
パリのオススメレストランはどこですか?
と聞かれたら、間違いなく「シャルティエ」と答えます。
理由は、記事を読めばわかります!
ア・ラ・メール・ドゥ・ファミーユの前にあるフォーブール・モンマルトル通り(Rue du Faubourg Montmartre)を南へ進みます。
今まで通ってきたパッサージュの横を戻っていく感じになります。
2,3分歩くと店の名前と矢印が書いてある電飾が見えます。
矢印の方向に進み、狭い路地に入ってすぐにお目当てのレストランがすぐに見えます。
シャルティエ(Le Bouillon Chartier)
1896年にシャルティエ兄弟が始めたレストランで今でも家族で経営しています。
ガイドブックに載っているのはもちろん、私が今までみたレストランの中で、トリップアドバイザーやGoogleマップの口コミ数が1番多いです。
シャルティエの理念である
- リーズナブルな価格
- おいしい食事
- お客様に質の高いサービス
を提供しているからこそ人気があるわけです。
加えて、11:30-0:00までノンストップというのもメチャクチャありがたいです。
お高めでおいしいレストランは営業時間が大体11:00-14:00と19:00-23:00のパターンが多いです。
つまり、夕方前後だと食事が出来ない可能性があります。
ですので、おいしいレストランに行きたい場合は、ここシャルティエのようなノンストップの店をリサーチしておいたほうが良いです。
さて、私は17時頃に店に着いたので特に並ばずに入ることが出来ました。
19時ぐらいを過ぎると凄く混んで中々入れないそうです。
入っても、席をつめるために相席になることもあるとか。
予約が出来ないので、混む時間帯を避けてお店に入ることをオススメします。
店に入る前の狭い路地には列を作る用のポールが一杯置いてあったので、満席時には狭い路地を超えてフォーブール・モンマルトル通りまで列を作ってしまうのだろうと思います。
中に入ると、スーツケースを置いている旅行客や地元の人達がそこそこ入っていました。
注文したもの
メニューのリンクを貼っておきます。
ホームページの作りも簡単で、メニューもダウンロードファイルなどはなく、シンプルに値段と料理名が書いてあるだけで分かりやすいです。
私も良く利用していますが、Chromeブラウザを利用すると簡単に料理名を日本語に翻訳してくれるので便利ですよ。
ただし、100%当てにしてはいけません。
飲み物
シードル
高級レストランではあまり見かけないので頼みました。
シードルといえばガレットとセットのイメージが強いです。
スターター
エスカルゴ(6 escargots)
フォアグラ(Bloc de foie gras de canard)
メイン
スズキ(Bar rôti au fenouil)
牛肉のタルタルステーキ(Tartare de boeuf assaisonné, frites)
総額
42.1ユーロでした。何故正確に覚えているのかと言えばこれが理由です。
テーブルクロスにメニューと値段を書くんですよ。
値段もリーズナブルだしレシートも出ないので、てっきりカードが使えないものと思いましたが、カードは使えますのでご安心を。
写真を拡大したら2015年時はVISA・MASTER・JCBのロゴが貼ってありました。
ただし、現在は分かりません。
まあ、お値段も安いのでなるべく現金で支払ってあげてくださいw
ちなみに、スイーツを頼まなかった理由は、既に今日はスイーツやお菓子を買いまくったので、それをホテルで食べるつもりだったからです。
シャルティエを出て、この後予定ではシャンゼリゼ通りで買い物をするつもりだったのですが、今日は早めに切り上げてホテルに戻ることにしました。
買い物は明日するつもりです。
食後の運動も兼ねて、大通りであるモンマルトル通りまで出て、そこから東へ進んで宿泊先のパビヨン・オペラ(現エシキエ・オペラ)まで歩きました。
ホテルでは、デュ・パン・デジデ(Du Pain et des Idées)で買ったパン?とピエールエルメ(Pierre Hermé)で買ったイスパハンをデザート代わりに食べました。
これで、フランス旅行2日目は終わりです。
明日はさらに朝早くからアチコチする予定ですので、このままぐっすりと眠りにつきました。
次回は、旅行3日目で早朝からヴァンヴの蚤の市へ向かいます。
2018/09追記
クレーム・シャンティイ(Crème Chantilly)
シャルティエは、エスカルゴとクレーム・シャンティイ(Crème Chantilly)を使ったババ・オ・ラム等が名物です。
クレーム・シャンティイとは、日本で言うところのホイップクリームのことです。
パリ郊外にあるシャンティイ城でコンデ公の料理長を務めたフランソワ・ヴァテルが考案したとされてます。
このシャンティイ城ですが、近年は競馬で有名な凱旋門賞が行われていることでも有名です。
写真の皿を見てください。たっぷりのラム酒が染み込んでいるのが分かると思います。
アルコールが強いのでむせまっせ
また、ババ・オ・ラムはパリ最古のパティスリーであるストレール(Stohrer)が発祥です。興味のある方はコチラをどうぞ