KENです。
前回までは、ウォレスコレクション(Wallace Collection)について紹介しました。
今回は、ウォレスコレクションを後にして、王室御用達のチョコレート屋プレスタット(Prestat)へ向かいます。
アイキャッチ画像は、プレスタットがあるプリンセスアーケード(PRINCESS ARCADE)にて
お店がカラフルなので、アーケードで一番目立っています。
ただ、このアーケードを見つけるまでが一苦労なんです!
ウォレスコレクションからは、メリルボーンハイストリート(Marylebone High St)を南に向かって、地下鉄ボンドストリート(Bond Street)駅からJubilee線で、グリーンパーク(Green Park)駅へ向かいます。
ピカデリーサーカス(Piccadilly Circus)
駅を出て、東のピカデリーサーカス方面へ向かうのですが、このあたりは高級感が漂っています。
高級ホテルや高級ペルシャ絨毯屋があったりします。
キャス・キッドソン(Cath Kidston)の旗艦店もありました。地下のフロア全体が子供用品売り場になっているのがとても珍しかったです。
既に他の店舗でお土産を買っていたので、ここでは何も買いませんでした。
キャスを過ぎると、老舗デパートの1つフォートナム&メイソン (Fortnum & Mason) があります。
紅茶が有名ですが、他にも色々売っているようです。
1度も行ったことがないのでちょっと寄りたかったのですが、紅茶はまだ買う機会があるのでやめておきました。
プリンセスアーケード(PRINCESS ARCADE)へ
地図上では、フォートナム&メイソン近くにあるプリンセスアーケード(PRINCESS ARCADE)の一角にお目当てのチョコレート店があるはずなのですが見当たりません。
周辺を見渡すと、狭い路地のようなところで工事をしているところがありました。
路地の入口付近に店名が書いてあるプレートがあるので、見てみると「プレスタット」の名前がありました。
私にとってアーケードは、天井が高くて広い室内空間のイメージがあります。
写真は、ベルギーの首都ブリュッセルにあるギャルリー サン・チュベール(Galerie ROYALES St. Hubert)で、ベルギー有数のチョコレート屋が入っています。
イメージしていたアーケードが写真のような感じなので、それこそ真逆な狭いところにあったので気づくのに時間がかかってしまいました⏰
ただ、アーケードさえ見つけることが出来れば、ピンクに輝くショーウィンドーが見えるのですぐにお店がみつかります。
プレスタット(Prestat)
王室御用達を持つチョコレート屋で、1902年にショコラティエの家系だったアントワーヌ・デフォーが故郷フランスから亡命しロンドンで開業したお店です。
日本では「プレスタ」と呼ばれることが多いですが、読み方は「プレスタット」なはずですので、ここからは英語表記で書きます。(どちらが正しいのか分からないので)
「チャーリーとチョコレート工場」で有名な児童文学作家「ロアルド・ダール(Roald Dahl)」は、Prestatのチョコが大好きで、「オズワルド叔父さん」という作品で、カギとなる媚薬を店で売られているチョコレート・トリュフの中に隠す場面を載せたぐらいです。
このロアルド・ダールですが、チャーリーとチョコレート工場以外にも有名な作品があります。
マチルダ(Matilda)という作品で、「ハリーポッターと賢者の石」が出るまでは、児童文学での売り上げナンバーワンでした。
実は、このあとマチルダのミュージカルを見に行くので、ロアルド・ダールのネタを書かないわけにはいかなかったんです。
店の前には、10人弱の団体さんが店の前でツアーガイドの説明を受けてました。そのあとお土産の紙袋を貰ってた気がします
うらやましいー
買うチョコはあらかじめ決めていたので、次のものを買いました。
・シーソルト・キャラメル・トリュフ(Sea Salt Caramel Truffles)
・ピンク・マルク・ドゥ・シャンパーニュ・トリュフ(Pink Marc de Champagne Truffle)
・アールグレイ風味の薄いチョコレート(VELVETY MILK CHOCOLATE THINS ENGLISH EARL GREY TEA)・・・写真ないけどオススメ!
・柚子のトリュフ(酒・柚子って日本語で書いてありました)
※パッケージは、高級フレンチブランド「クリスチャンディオール(Christian Dior)」のデザインも手掛けたキティ・アーデン氏によるものだそうです。
食べた感想
おいしかったチョコ
アールグレイ風味の薄いチョコレートは、ほのかに紅茶のアールグレイの風味がして甘さも控えめなので、カロリーをとても気にする女性へのお土産にピッタリです!
柚子のトリュフは、柚子の香りと適度なアルコールがマッチしていてとてもおいしかったです
微妙なチョコ
シーソルトは普通
シャンパーニュは、シャンパンというよりも酒かすの味がして少しガッカリ(酒かすの方がマシ?)
支払い方法
支払いはVISAかJCBですることをオススメします。
何故なら、クーポンで割引になるからです!
2つのカードブランドは、有名店と提携してクーポンを発行していることがあり、両ブランドともPrestatと提携しています。
JCBの場合
JCBたびらばから、PRESTATの項目を選択し画面を印刷する
または
スマートフォンアプリのJCB海外優待たびらばをインストール(iPhone,Android対応)
VISAの場合
世界のお得なお店ガイドからPRESTATの項目を選択し画面を印刷する
※2つのカードで、微妙に割引の条件が異なりますので注意してください。
加えて、最近は提携先の店が減ってきているので、突然割引がなくなる可能性もあります。
ただ、JCBについてはビスタービレッジ編前編でも紹介しましたが、ロンドンでは使えなくなってきている傾向が見られます。
VISAをメインにしてJCBかマスターカードをサブに持つみたくした方が良いかもしれません。
※マスターカードは調べた限り、割引クーポンはなさそうです。
次回は、コヴェントガーデンでカップケーキを食べます。