ベルギーその11(ブリュージュ編PART3)【世界遺産の修道院で陶器のお土産を買いました】

Béguinages

KENです。

前回は、レンタサイクルでヤンハイス風車(Sint-Janshuis molen)を見に行きました。

今回は、ブリュージュの駅まで戻って、今度は歩いて街の方へ向かいます。

まずは、駅前の道路を渡って、愛の湖公園を目指します。

 

愛の湖公園(Minnewater park)

白鳥憩いの場所になっています!

白鳥用のエサ置き場は初めてみました。

中世期には、主にブリュージュと同じくベルギーの有名な観光都市ゲント(Gent)間交易の内港として活躍しました。

※内港というのは、港湾の内側の区域で、船客の乗降や荷物の積み降ろしを行う所

前回のサイクリングの途中に、ゲントの門(Gentpoort)を通過しましたが、関係あるのかまでは分かりませんでした。

風車に白鳥と見てきましたが、以前に行ったハウステンボスを思い出しました。

ハウステンボス特集

そもそも、風車を見に来た理由がハウステンボスで風車を見たからだったので(単純)

愛の湖公園ほどハウステンボスに白鳥はいませんでしたがw

加えて、写真右のフォレスト ビラ(Forest Villa)いうエリアがあって、湖の内側と外側に別荘風のコテージがあって宿泊することが出来ます。

カメラ好きにとって、ハウステンボスは結構楽しめると思いますよ📸

風景好きで、ディズニーランドやUSJのような人混みが苦手な方にはオススメです。

話が脱線しましたが、愛の湖公園を過ぎたところに世界遺産の修道院へ続く橋と入口が見えてきます。

フランドル地方のベギン会修道院群(Béguinages flamands)

1245年にフランドル伯(Comte de Flandre)夫人マーガレットによって設立されました。

現在はベギン会修道女でなく、15世紀そのままの修道服を身に着けたベネディクト派の修道女たちが暮らしています。

門を通って入口に入ると人が急にいなくなります。

公園にはたくさん人がいたのですが、修道院には興味がないのでしょうか。

中へ入ると大きな中庭があります。

天気が悪くて人もいないので、少し殺風景でした。

この殺風景感は、以前に訪れたフランスのルーアンにあるサンマクルー中庭(Aître Saint-Maclou)を思い出します。

ただし、サンマクルーは死体を埋めていた場所なので、こちらとはえらい違いですけど・・・。

あと、木の上にある鳥の巣箱ですが、何の鳥が来るのかは分からずじまいでした。

さて、中庭の周りにある修道院の一部は博物館になっており、修道女の生活を垣間見ることが出来ます。

日本語の説明書を借りることが出来て、各部屋の説明が書いてありました。

その中で2つ気になったものを紹介します。

デルフト焼きのタイルの数々

デルフト焼きといえばオランダ発祥ですし、この辺りはオランダ語に近いフラマン語が使われています。

ブリュッセルはフランス語なので、言語がコロコロ変わるのは観光客泣かせではあります。

ブリュージュで盛んなボビンレースときめ細やかな女性用装飾品

ベルギーはレース編みで有名です。

ブリュッセル編その6で紹介したグランプラスにあるヴィクトル・ユーゴーが滞在していた鳩の家鳩の家(Le Pigeon)も現在はレース屋さんになっています。

レース編みの中でも、ブリュージュでは写真のようなボビンレースが盛んです。

手袋の方は分かりますが、もう1つのショール的なものが何なのかわかりませんでした。

レース編みが有名な都市にも何カ所か行ったことはあるのですが、地味な割には高額なのであまり興味がないです。

ブリュージュにはレース博物館(Kantcentrum)がありますが、予定に入れていません。

 

さて、内部の見学も一通り終えたので、お土産コーナーを見ます。

ポストカードや十字架など地味なものが多く、ここでは買うものはないかなと思っていたところ、1つだけこの修道院っぽくてオシャレなものがありました。

陶器で出来た修道院と修道女の壁掛け

一目でどこかわかりますよね。

陶器グッズ集めは趣味です!

次回は、近くにあるレストランでランチにします。

関連商品・・・ハウステンボスは以前大赤字だったのですが、HISが買い取って大改革の結果、黒字になったんです